声の短問短答【続編】47


「そちらでは喉の筋肉が柔らかくすることが重要だと言っていますが、喉が柔らかくなったら歌が上手くなるんですか?」

いいえ。
上達の可能性が高くなるのは間違いありませんが、技術やテクニックも身につけなければなりません。
リズム感や音に対する感性も要りますよね。
ただし、発声、とくに歌唱はスポーツに酷似しているため、筋運動が重要視されます。
そのため、運動性能を発揮させるには、筋力をつける前に、筋肉の柔軟性を得ることが大切なのです。
ところで・・・
きっと、歌=筋運動の方程式に、飽き飽きしたりうんざりしたりしている方もいらっしゃるでしょうね。
そこで追加のお知らせ事項。
神経支配と共鳴、および、気流と振動も重要です。
物理や神経学にかかわってきます。
これなら、歌=筋肉が嫌いな方でも興味をそそられるでしょう。
現在、このあたりも研究したり実験したりしています。(ここは専門外なので、その道のエキスパートにも協力を仰いでいます)
いずれ報告できれば幸いです。


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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




by aida-voice | 2013-01-30 15:36