アプローチのターゲットはここだ!


発声能力を高めたり声の疲労を回復したりするための喉頭クリニカルマッサージ(京都大学名誉教授:一色信彦先生の命名)とピンポイント・マイクロ・ストレッチの目標軟部組織は以下です。


表皮に近い甲状軟骨周辺の筋肉
広頚筋
肩甲舌骨筋(前腹と後腹)
胸骨舌骨筋
甲状舌骨筋
輪状甲状筋(垂部と斜部)

主に嚥下・摂食に関与する甲状軟骨に付着する深い筋肉
中咽頭収縮筋
下咽頭収縮筋
輪状咽頭筋(咽頭収縮筋の輪状部)

喉頭を吊り下げている筋肉〔懸垂機構〕
茎突咽頭筋
茎突舌骨筋(茎突舌骨靭帯)

滑舌に影響を与える骨上筋群
顎二腹筋(前腹と後腹)
オトガイ舌骨筋
顎舌骨筋
舌骨舌筋
内側翼突筋
舌筋下部

声帯を動かす筋肉
※甲状軟骨を反転させて行うため喉頭深奥ポジション状態では不可
後輪状披裂筋の一部
甲状披裂筋の一部
外側輪状披裂筋の一部
横披裂筋の一部
斜披裂筋の一部
声帯ヒダの一部


どの筋肉が、どんな動きを示し、どのような声に関係するか、わかってきました。
決して、大雑把ではいけません。
適所をとらえたミリ単位の正確なアプローチが、絶大な効果をもたらせます。

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by aida-voice | 2012-05-22 03:06