2012年 01月 16日
自分はひよっこ・・・
全神経を右人差し指と親指に集中し、息をひそめながら喉をで調べていました。
最近では、外喉頭の筋肉の状態が、まるで映像に映し出されたように判別できます。
そんな自分に酔っていました。
昨日、あるひとの喉を触り、右の胸骨舌骨筋が3本にわかれ、左が1本であると言い当てました。
まさしく間違いはありません。
わたしは自信たっぷりに、その旨を説明しました。
すると、そのひとは「それが、どうしたっていうの?」
わたしは戸惑いました。
間髪いれず「そのことが、とんでもなく声に影響があるの?」
再び、わたしは答えに窮しました。
そう、胸骨舌骨筋の筋腹が1本であろうが、2本であろうが、3本であろうが、発声に大きな影響を与えることは少ない。
正常な個人差(破格)の範囲。
何の問題もありません。
それなのに、得意げに「どうですか、わたしの触診は凄いでしょう」と言う感じで述べた自分が、恥ずかしくて、恥ずかしくて…
情けない。
細かく詳しい論理も必要ですが、このひとにとって、こんな情報は大きな重要性を担っていなかったのです。
わたしは反省しました。
もっと、お越しになる方の欲する情報を、的確にわかりやすく提供するのが、わたしの役目。
本当に申し訳ございません。
そう、自分はひよっこ。
ますます、刻苦勉励し、皆さんに満足していただくよう成長しなければと誓いました。
「よ~し、さらに進むぞ!」
こう考えると、なんだかワクワクしてきますよ。
声って、ステキで楽しい。
さあ、さあ、もっと、もっと、ガンバローっと!!!!!!!
by aida-voice
| 2012-01-16 00:05