2011年 12月 28日
緊張をときほぐす呼吸法
コンサートやリサイタル、TV収録やレコーディング、会議やプレゼンなど、声を出すのに緊張する場面は多々あります。
そんなとき、あなたはどうしていますか?
「あがるな、あがるな、あがるな!」と念じますか?
手のひらに『人』の漢字を書いて飲み込みますか?
残念ながら緊張は避けられないものです。
緊張を抑え込むのではなく、意識を他へ向けてください。
数々試した結果、最も適した方法が・・・
呼吸です。
「呼吸、それだけ?」
そう、呼吸です。
ただし、わたしが提唱しているのは、極上の発声のための真に正しい呼吸です。
そのための方法が開発されています。
考慮すべきポイントをお伝えします。
①横隔膜
②内外肋間筋
③肋椎関節
この三つの運動性能がアップしたとき、最上の呼吸法が完成し、どんな緊張をも乗り越えられます。
呼吸法に関しては、施術内でも積極的に行っているのは周知の事実ですよね。
最近では、呼気部位を3部位(さらに6~8か所)にわけて、緻密なトレーニングを敢行中。
呼吸が良くなると、喉頭の運動性能と相まって、さらに声が良くなります。
あなたも、是非、緊張をものともしない素晴らしい声を手に入れてください。
追記:これで解決 深呼吸法
【現場で簡単にできる緊張防止呼吸法】
あがりそうな場面では、深呼吸するひとも多いと思います。
それは、正解の一つ。
どうせやるなら、さらに効果的に。
それが以下の方法です。
1:腹部を前方にふくらませる
2:胸骨と背中をふくらませる
3:肩甲骨が外転スライドするように肩をふくらませる
4:1~3を順に意識しながら息を大きく吸う
5:最大吸気の状態で5秒間静止する
6:ゴム風船の空気が抜けるような感覚で一気に息を吐く
7:吐き切って、肺の中の空気がゼロになったら、再び5秒間静止
8:この一連の動作(深呼吸)を3~5回ほど繰り返す
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2011-12-28 00:32