2011年 10月 14日
喉頭周辺筋の柔軟性とスタミナの関係
さあ、今回は『喉頭周辺筋の柔軟性とスタミナの関係』です。
一例をグラフで示してみましょう。〔あくまで仮定例ですよ〕
これから本番。
リサイタルやレコーディングの始まり。
さあ、ウォーミングアップです。
横軸が時間経過で、縦軸が発声能力の高さとします。
青線が喉の筋肉に柔軟性があるひと。
赤線が喉まわりの筋肉が硬いひと。
柔軟性があるとは、外喉頭(ここでは胸骨舌骨筋と肩甲舌骨筋の交わる地点)の
筋硬度が20Tone以下を指します。
★柔軟性があるひとのスタミナ曲線(青線)
アッと言う間に喉が温まり、本番に長くパワーを発揮できる
★柔軟性がないひとのスタミナ曲線(赤線)
喉が温まるまでに時間がかかり、やっと動きがでてきたと思ったら
そこがピークで、後はどんどん疲労して発声能力が低下する
やはり、柔軟性があると・・・
①血流が豊富
②筋肉の伸びる範囲が広がるため筋力がアップする
この結果、スタミナが増えます。
皆さんも喉の柔軟性を獲得してスタミナをつけましょう。
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2011-10-14 09:12