しゃべるときと歌うときに使う筋肉は違うの?


いいえ、違いません。

同じ喉の筋肉を使用します。

では、何が違うのか?

それは、筋肉の動くパワーとスピードが異なるだけ。

例えてみましょう。

歩くときと走るときに使う筋肉も同じです。

大腰筋や腸骨筋を使って股関節を屈曲させ(つまり足全体を上げる)
大腿二頭筋や半腱様筋を使って膝関節を屈曲させ(つまり膝を曲げる)・・・
その他の筋を連動させて歩行します。

そして、走るときも同じ個所の筋肉を使います。

筋肉にかかる力が増大し、動く速度が速くなる。

歩いていて、走り出したとたん、筋肉の数が増えたり
足の本数が増えたりはしませんよね。

多くの日本人は、とくに声楽家に大勢いるのですが
話すときと歌うときをまったく違うものと考えています。

「いざ歌わん!」と構えてしまいます。

これは誤り。

そう、しゃべるときと歌うときに使う筋肉は同じなのです。

しゃべり声に、呼気圧を高めて呼息を促し、メロディを添加すれば歌。

是非、しゃべり声も歌声も素晴らしくなってください。

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追記:発声に関係する喉周辺の筋肉 = 声帯筋、後輪状披裂筋、外側輪状披裂筋、横披裂筋、斜披裂筋、甲状披裂筋、披裂喉頭蓋筋、輪状甲状筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋、オトガイ舌骨筋、舌骨舌筋、顎舌骨筋、顎二腹筋、茎突咽頭筋、茎突舌骨筋、咽頭収縮筋(中・下・輪状咽頭部)、その他






~メッセージ~
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by aida-voice | 2011-09-25 00:03