2011年 06月 02日
ちょっと追憶… 白石洋介先生
初院から数え、開業して21年が経過しました。〔平成23年現在6月2日現在〕
思い起こすとさまざまな出来事がありました。
全体的には、大勢の患者さまに信頼をいただいき、感謝の念に耐えません。
本当にありがとうございます。
最近、この21年間、定めた休日以外で突然に休んだことが一度もないことに気づき、ちょっと驚いております。
高熱があっても腹痛があっても家族に不幸があっても、わたしを待っている患者さまのために歯をくいしばって登院しました。
予期せぬ大幅な遅刻は二回ありました。
1993年2月、車通勤で大雪のために道路が大渋滞したとき。
2007年5月、京都一色クリニックの外喉頭外来から帰る際に新幹線が止まったとき。
現在、相変わらず、めまいと甲状腺腫瘍に苦しみ、これからも遅々たる歩みとなりますが、休まずたゆまず邁進したいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
何があろうと患者さんを第一に大切にすること。
毎日、毎日、研究と修練に勤しむこと。
この二点を教えてくださったのが、我が恩師:白石洋介先生です。
約30年前、コーレス骨折の整復でミリ単位にこだわり、膝関節ギプス固定の角度1度の違いで何度も巻き直させられた記憶が今でも鮮明に思い出されます。
現在のわたしのマニアックな諸行は白石洋介先生のおかげなのです。
白石洋介先生は、刻苦勉励の末、柔道整復師でありながら医学博士の資格を取り、後進の指導を行い、現在、麹町白石接骨院で、他ではなかなか治らない疼痛で苦しんでいる患者さんのために、的確かつ細密な施術を展開しています。
わたしの生涯を掛けて敬慕する師です。
白石洋介先生に出会っていなかったら、喉と声の研究は無かったと断言できます。
ありがとうございました。
白石洋介先生に心より感謝申し上げます!!!
by aida-voice
| 2011-06-02 14:28