喉頭の動き三原則【過去記事再掲載】


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自由な声を出すには、喉の運動性能が必要です。 


心に響く歌声の歌手や、うっとりする美声の持ち主の喉をじっくり観察すると、ある共通の原則がわかってきます。
それは・・・
1:喉の筋肉が柔らかい
2:動きが二次元でなく三次元である
3:無意識に動いている
発声は、声帯を含め、すべて筋肉の運動です。
使う道具は呼気(空気)のみ。
結局、運動ですから、他のスポーツと同じように柔軟性が大切になります。
これが1の原則。
次に、喉の柔軟性は平面的な動きだけでなく立体的でなければなりません。
なぜなら、良い音(ここでは音楽的な見地)とは、平面に広がるのでなく立体化して前に飛んでいくことに他なりません。
この状態が「喉をあける」「喉を開く」と一般的に言われているものですね。〔咽頭共鳴腔の活躍が重要〕
これが2の原則。
最後に、1と2が意図的でなく、無自覚でなすこと。
そう、3の原則です。
悩んで、考えて、がんばり過ぎながら出すあなたの声に、聞くひとは魅力を感じません。
これら三原則を順に獲得して、ステキな声になってくださいね。
声の印象で人生は大きく変わります・・・



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喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 





~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




 
by aida-voice | 2016-05-26 00:32