2010年 03月 20日
素晴らしい読者レポート
喉と声に関する誠に興味深い一案をメールでいただきました。
その方に、ご許可をいただきましたので、やりとりを含め、そのまま掲載したいと思います。
《投稿者さま》
會田さま、スタッフのみなさま
こんにちは。
いつも喉ニュースを面白おかしく
そしてとても大切に読ませていただいております
一読者です。
喉ニュースは何より會田さまの熱意とユーモアが
伝わってきて、心があたたかくなります。
有難うございます。
今日はふと感じた事を
お伝え差し上げたいと思い、筆をとりました(キーボードですが 笑)。
診療中の『箸休め』として、お読みいただけたら幸いです。
それは『うがい』に関してです。
私、普段日常の声が出しづらく(さらにすぐ疲れます)
自分は恐らく『過緊張性発声』なんだろうな、という事を
喉ニュースで知ることになったのですが(お陰様です。有難うございます)
以前より、うがいの質が他の人と比べて違うなぁと感じておりました。
それはうがいする際に声を「ア"~~~~」と思い切り出そうとすると
むせてしまうのです(小さい声は出せます)。
ですがチェックしていますと
声が良く通る人、舌滑のハッキリしている人、舌が柔らかい人は
うがい時の声をしっかりと出せるように見受けられました。
それらの音は明らかに私の音より勢いがあり
さらに出している音をそのまま高くも低くもする事が可能です。
(私の場合は音の移行の出来不出来は日によりけりで、たまにむせます)
この事からも
次のようなことが言えるのかもしれない・・・?と思いました。
1.咽頭周辺(主に舌骨付近?)の筋肉が緊張している人は
喉の奥を広げにくく、うがい自体本当は出来ていないのではないか。
(この事からも喉の緊張は免疫力の低下に繋がるのではないか)
2.『喉が緊張しているかどうか?』の1人で出来る簡単なチェックに
うがいをして声を出してみる(思いっきり出す、出しながら高さを変えてみる)は
有効なのではないか。
・・・これら自分含め、身の回りの人数人をターゲットにした
『へっぽこ調査(苦笑)』ですので
真実味に著しく乏しいところはあるかもしれませんが
万が一何か新しい発見に繋がれば、うれしく思います。
よろしければご参考ください。
声という、その人そのものを現す一番身近な音。
万人が自分の音を取り戻せたら、とても幸せなことだと思います。
日々のご聖業
心より感謝申し上げます。
3月も中旬、西日本では今年は暖冬のせいか
桜もちらほらと咲き始めております。
そんな冬から春への季節の変わり目
會田さま、スタッフのみなさま
どうぞご自愛くださいませ。
お読み頂き、有難うございました。
《會田茂樹》
こんにちは、會田です。
ご丁寧なメールありがとうございます。
いや~ぁ、素晴らしい目の付け所です!
◎◎さんの知識と考察に感心しました。
誤嚥の危険性を除けば、確かに論理的で正論です。
素晴らしい・・・
◎◎さん、もし、よろしければ、このままブログで紹介しても良いでしょうか?
もちろん、個人情報は伏せます。(お名前を載せてもよければお名前だけを載せますが・・・)
ご許可いただければ幸甚です。
本当に、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
《投稿者さま》
會田さま
ご多忙の中お返事頂き、ありがとうございます。
さらには「素晴らしい!」、「正論です」の一言・・・二言までいただき
うれしい限りです。
どうぞブログ等で煮るなり焼くなりしてあげてください(笑)。
ただ、名乗る程の者でもありませんので
一読者という形でよろしくお願いいたします。
(お気遣いありがとうございます)
みんなの声に幸あれ☆
日頃の感謝を込めて。
《會田茂樹》
ご許可ありがとうございます。
早速、掲載させていただきました。
さらに新しい考察がありましたら是非お教えください。
また、お心遣いあるお言葉に感激です。
そうですね、「みんなの声に幸あれ☆」ですね!
ありがとうございました。
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2010-03-20 10:08