2010年 01月 12日
咽頭共鳴 簡単講義
これまでの発表は「難しすぎる」、「いいや、本格的で良い」など、人それぞれの意見がありました。
申し訳ございませんが、全員に満足いく記事は書けません。
そこで、やや正確さには欠けるかもしれませんが、ときどき、簡単な解説の記事と、発声医学にのっとった難解な記事(笑)の、二通りにわけて書いていく予定です。
今日は、簡単な内容です。
前回、投稿した咽頭共鳴腔に関しての話題です。
咽頭(いんとう)とは、喉の奥の空間と考えてください。
口蓋垂(こうがいすい=のどち×こ!)の下あたりの空間ですね。
ここが広がると・・・
①声に響きがでます
②声の質感が豊かになります
③高音に低音を混ぜることも可能です
④さまざまな音色が楽しめます
その空間を広げるには・・・
喉ぼとけをぶら下げている筋肉、および、下あごの下部の筋肉をストレッチして、柔軟性がでてくると、空間は大きくなります。
丁寧に、丁寧に、正確な場所を特定して、やさしく行わなければなりません。(喉の周辺は弱い組織でいっぱいです。筋肉や神経を傷つける恐れがあります。素人のかたは絶対にマネしないでくださいネ!)
それらの筋肉が柔らかくなると、空間の大きさや形を自由に変えることができます。
そうなれば、どんな音でも楽々だせるようになりますよ。
声ってステキです。
みなさんも感じてください。
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
理想的な咽頭空間を持っている歌唱力がGOODな歌手 【写真から作絵】
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2010-01-12 11:19