過緊張性発声 改善二法 前屈&後屈


過緊張性発声障害の改善二法をお伝えします。
これは自分でもできる簡単な方法です。
最初に、この撮影と発表をご許可いただいた心優しい当患者さまに、厚く御礼申し上げます。
多くの人々の参考になり役立つと思います。
ありがとうございました。

それでは見てください。
最初に発声している言葉が出難いことを見極めてください。
声の質、音の状態、喉周辺の様子などです。
この患者さまは、本当に声が出辛くて困っているのです。
それを観察しください。(動画を見てもよく分からない人は耳や感性をもっと鍛えましょう。そして、どうか、このような症状で悩んでいる人が大勢いることを知ってください!)
前屈および後屈したときの発声がスムーズかつ聞き心地が良くなることを確認してください。(ここでは、特に後屈時が良好となっています。楽な発声になることを本人が一番感じています)






※ 本当に正しいコツは施術内にお教えします。



前屈
方法 背を90度に倒す 頭部が水平に向かう感覚で首を伸ばしながら発声する
理由 甲状軟骨の自重で深奥ポジションを解除する
適応 主に男性
注意 呼気が少なくなるため大きな声を意識すること
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後屈
方法 腹を突き出すよう反る 顔は上を向かず正面を見据える(顎を引く)
理由 肩甲舌骨筋の筋長を短くして使用制限させる
適応 男女問わず
注意 腰痛の人は中止すること
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音声障害者にとって、発声は生き物のようなもので、時刻・体調・環境・メンタルなどで大きく変化します。
少し良いかな…、と喜んでいると、次の瞬間、とたんに悪化して声が出難くなります。
私も不定愁訴的発声障害者ですから苦しんでいます。
これは発声が曖昧な筋肉に依存している準拠となるのです。




ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)







~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-12-28 08:01