2009年 09月 07日
呼吸効率アップには菱形筋も大事!
呼吸効率を良くするには、①肋椎関節の可動性、②肋間筋の柔軟性、そして③姿勢です。
この場合の姿勢とは、肩こりや腰痛に関連するものでなく、呼吸に対する良姿勢です。
そこで重要になるのが菱形筋(りょうけいきん)。
菱形筋には大菱形筋および小菱形筋があります。
肩甲骨を後ろに引く作用がありますが、この筋肉の動きが悪くなると上胸郭前部の拡大率が下がって呼気量も減ると予想されます。
とくに小菱形筋が大切ですね。
やはり自宅でアプローチできます。
母指で筋線維に沿ってじっくりとMassageしてください。
また高等テクニックとしてモビリゼーションも有効です。
なお鎖骨下筋のストレッチングも併用するとなお良いでしょう。
さあ呼気圧を上げて質感ある声を出してください。
菱形筋の場所を指差
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
追記:菱形筋は僧帽筋の直下にあります。
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2009-09-07 16:36