名医 楠山敏行先生


先日、東京ボイスセンター元副所長:楠山敏行 【くすやま としゆき】 先生と会談しました。
喉頭や声に関して6時間近くも熱く語り合いました。
楠山先生の音声知識と技術は素晴らしいことは周知の事実ですが、何よりも柔軟性ある頭脳で私の喉頭筋理論をすべて理解してしまうことです。
さすが慶応大学医学部ご出身ですね。
さらに、耳が良いので、ほんの小さな声の変化も見逃さないのでしょう。
会談では、痙攣性発声障害と過緊張性発声障害の喉頭ポジション、嚥下障害への喉頭クリニカルマッサージの即時効果、ボイスケアサロン声専用キャンディの論理的特長については、「なるほど!」 とおっしゃっていただきました。

私は、発声医学はまだまだ遅れていると思っています。
これは20年前のスポーツ医学に似ています。
20年前、運動の途中で水を飲むなんて考えられませんでした。
「ばてる・・・」「根性なし・・・」などの理由でしたが、今は真逆ですよね。
空気が薄い山地で動き回ると体には良くないと考え、昔は高地トレーニングなど無かったですよ。
そう、現在の一般的に知られている発声医学は若干古いのです。
この先、きっと『ボイス医学』という新しい分野が開拓されると考えますが、その先駆者になるのが楠山敏行先生です。
楠山先生の活躍が楽しみです。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-06-07 12:44