2009年 05月 19日
かすれ
声がかすれることを「嗄声(させい)」といいます。
かすれがあるときは、まず優秀な耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。
声帯浮腫、声帯結節、急性喉頭炎、声帯萎縮、ポリープ様声帯、喉頭癌、反回神経麻痺、器質的声門閉鎖不全、種々機能的疾患、その他過使用や喉頭疲労などが挙げられます。
基本的に、声帯を通過する際に呼気の流量が多くなりすぎる「息漏れ」が現象の主です。
疾患がある場合は耳鼻咽喉科でしっかり治しましょう。
それでも改善しない場合があります。
①慢性的な声帯浮腫
②ステロイドや手術で治療しても繰り返し罹患する結節やポリープ
③治す方法がないとされている声帯萎縮や声帯溝症
④投薬や発声法ではなかなか改善しない機能不全
⑤長期にわたる声の乱用などでしょうか。
その場合は当サロンの施術が有効なことがあります。
声帯に血液を送り込む上喉頭動脈の流量を増やして声帯可動を活発にする
⇒ 主に①②③④に有効
喉頭周辺筋の柔軟性獲得および筋能力をアップさせる
⇒ 主に③④⑤に有効
実際には、症状や状態が一人ひとり異なるため、その患者様に見合った施術が必須です。
これらによって長年苦しんできた嗄声を治せる可能性がでてきます。
あなたも“かすれ”を改善しませんか?
声帯萎縮のある摘出喉頭(米国メイヨークリニックで撮った写真を加工)
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
追記1:当サロンの施術は、かすれ症状を治すのが直接の目的ではなく、喉頭環境を整え、軟部組織に着眼した発声能力向上によって改善を促すものとなります。最初に優秀な耳鼻咽喉科の医師に診てもらいましょう。
追記2:甲状軟骨ポジションが深奥タイプの人も“かすれ”やすいことが分かってきました!
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2009-05-19 12:48