喉の詰まりやすい人


耳鼻咽喉科や呼吸器科などで診てもらい、喉に異常がない(痙攣性発声障害も否定)と言われたものの、時折、喉が詰まった感覚に陥ってしゃべりにくい状態になる人が少なからずいます。
息が出来なくなって窒息するのではありません。
声を出すときに喉がギュッと締まってしまい、出難く感じます。
他の人からは「声は普通に出ているよ・・・」「会話はできているし何も問題ないじゃないか・・・」と判断され、その人の苦しさが分かりません。
一般の人にとっての“声を出す”とは、通常の歩行の際に何も考えることなく右足左足が前に出て歩いているのと同じようなものですから、ほとんどの方が分からないのは当然かもしれません。
しかし、詰まって声が出辛いのは本当なのです。
フィジカルだけでなくメンタルな部分も大きく関与しますが、おおむね喉頭周辺筋を固めて発声しようとします。
それも無意識に
特に甲状軟骨の大きな人や舌骨がV字型の人、つまり楽器としての喉頭が優秀な形の方に多いのではと感じています。
甲状軟骨が大きいと周りの筋肉も活動的でなければなりません。
大きな喉頭を持て余すのでしょうか、思い通りにならないのです。

このような患者様が全国から来院してきます。
当サロンの的確な施術によって、即時快癒する人もいれば、残念ながら治らない人もいます。
日夜、さらなる効果的な治療法を研究しています。(現在、舌骨後端の中咽頭収縮筋に焦点を当てています)
声で苦しむ皆さまのご快癒を心よりお祈り申し上げます。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-05-17 14:13