歌う前に超リラックス・・・ 茎突咽頭筋ストレッチ!


インナーマッスルである茎突咽頭筋は、甲状軟骨を吊っている発声に関して最重要の筋肉の一つです。
この茎突咽頭筋が緊張して硬くなると、甲状軟骨が奥上に引き込まれ、自由度をブロックしてしまいます。
また、輪状甲状関節の動きも阻害されるため、滑らかな高音が出ず、硬く金属音的な高音しか出せなくなってしまいます。
歌う前や話す前の準備体操の一つとして、この茎突咽頭筋ストレッチを強くお勧めします。
茎突咽頭筋Tightによって声が出辛かった人が、このストレッチを行うと、効果覿面です!



まずはユーチューブの動画でご覧ください。






ポイント:あくびをしながら、かつ、甲状軟骨を下げながら首を回旋させ、完全に真横を向くまでゆっくり動かしてください。開口してもかまいません。真横を向いたポジションで10秒ほどキープしましょう。胸鎖乳突筋でなく、深部の茎突咽頭筋が伸びている筋感覚をつかんでください。そして、あくびを止めながら首を正面にゆっくり戻します。口は閉じましょう。これを3~5回繰り返します。
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




追記:胸鎖乳突筋のストレッチではありませんから、首を真横に向けたとき、後方に反らせる必要はないでしょう。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-04-13 14:37