2023年 10月 01日
再開延期のお知らせ
2023年10月よりボイスケアサロンを再開する予定でしたが、延期となりました。
理由
概要
① 施術用店舗を借りられない
② 再開資金の融資を受けられない
詳細
まず、施術休止から。
2020年の年初から新型コロナウイルスが徐々に広がり、政府は4月7日、緊急事態宣言を発令しました。
それに伴い、ボイスケアサロンの営業を休止しました。
5月25日に解除されたため、6月初旬から、施術を再開する予定でした。
そのときです。
ある著名人から「感染リスクが非常に高い行為であるとわかっているのに、再開するのは犯罪に等しい」と厳しく非難されたのです!
確かに、顔のごく近くに寄って施術を行えば、感染リスクがマックスであるのは間違いないでしょう。
そのため、再開を諦め、苦渋の決断でしたが、移転したばかりの恵比寿店を閉鎖し、新型コロナウイルスが収束するまで、発声医科学の研究とボイスケア技術の研鑽に勤しむことにしました。
2023年5月8日、5類感染症へと引き下げられたため、本格的に再開を目指し、積極的に行動を開始。
新たな施術所を、山手線の目黒から新宿あたりに定め、施術に適した賃貸の店舗物件を探しました。
ところが、申し込んだすべての物件で、審査が通らなかったのです。
なぜ?
それは、2021年度と2022年度の事業所得が0円であったからです。
また、恵比寿店では、高度な防音設備を造作しました。
そのときの多額な借金が残っており、新たな融資が不可能だと知りました。
これまで30年以上も事業を継続し、毎年、正しく確定申告を行って納税してきたため、実績が考慮されると思っていましたが、甘かった…
しかし、まだまだ諦めてはいません。
確かに難題ではありますが、場所と資金の確保に向け、あらゆる方策を講じ、たゆまぬ努力をしていくつもりです。
この二年で、ボイスケアは大きく進化しました。
寝食忘れて理論研究や技能修練に没頭できたのは、逆説的ですが、新型コロナウイルス感染拡大で休業したお陰とも言えます。
最新かつ最先端のボイスケアを皆さんにお届けしたい、この一心で、再開を目指します。
この強い思考による信念は、実現するはずです。
収入の結果と信用を作らなければならないため、少し時間がかかるかもしれませんが、新たな動きがありましたら、逐一ご報告させていただきます。
音声音響研究所付属
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)

2023年 07月 01日
ボイスケアサロン再開 中間報告
10月の再開に向け、鋭意、進めております。
この数か月間、渋谷から新宿あたりの賃貸店舗を探しております。
ボイスケアの施術に適した候補物件がいくつかあり、検討および交渉中です。
場所が決まり次第ご報告させていただきます。
もうしばらくお待ちください。

生得的に左右の声帯ヒダが均等でない場合でも、ボイスケアのアプローチによって発声関与筋の動作性および筋力を調整すれば、均等に近い声帯ヒダの動きを再現できることがわかってきました!
2023年 06月 01日
吉報!
ボイスケアサロン再開のお知らせ
コロナウイルスの影響を受け、休業中しておりましたが、5類感染症に引き下げられたため、2023年10月より営業を再開します。
皆さまにお会いできなかったこの二年、声と喉の研究と技能向上に心血を注いでまいりました。
それこそ寝食を忘れ・・・
手前味噌で恐縮ですが、ある意味『世界一』を確立したのではないかと感じています。
驚くほど進化したボイスケアにご期待ください。
詳細は順次お知らせします。
乞うご期待!

写真の解説:これまで、左右同じように施術を行ってきました。詳しく研究した結果、左右の手技を変えるべき結論に至りました。それは、左右の外喉頭筋状態や運動性の違い、さらに耳力の左右差によって、アプローチ方針が異なるからです。まずは、精緻な検査を受けましょう。自分の喉と耳を知ることが最重要。さあ、次世代の発声領域を目指してください。良声のパワーで人生を切り拓いてみませんか?
本記事に関する質問や意見は受け付けません。内容は私論であり一律一切の責務を負いません。
ボイスケアサロンⓇ Founded 1990
2023年 04月 04日
御礼 33周年
本日、2023年4月4日午前9時、初院を開業してから33年が経過しました。
ここに感謝の意を表したいと存じます。
現在、皆さまへの施術はお休みしておりますが、外喉頭からアプローチする音声音響の研究は、日々たゆまず続けております。
10月には、グレードアップした施術をご提供できるものと、わくわくしております。
今しばらくお待ちくださいませ。

近況報告
現在、店舗を探しております。〔前回は白金台と恵比寿〕
都内で、交通の便が良い場所を考えております。
決まり次第、お伝えしますので、お楽しみに!
音声音響研究所付属ボイスケアサロン
會田茂樹
2023年 03月 01日
AIから考察する歌唱の未来
皆さんは、OpenAI Jukeboxをご存じでしょうか。
OpenAI社が手掛ける自動作詞作曲生成ツールです。
なんと歌唱までします。
昨冬から、新たにChatGPTが誕生し、AI界隈はますます隆盛しています。
数年前に作られたJukeboxは、これまで、人間の作詞作曲および歌唱には及ばないと評価されていました。
しかし、今般、私はChatGPTを実際に使い込んでいくうちに、この先、Jukeboxもさらなるアップグレードを果たし、人間と同等、いいえ、超えていく可能性さえも感じるようになってきたのです。
2045年頃やってくるとの仮説があるシンギュラリティは、早まるかもしれませんね。
AIとは、人工知能(ArtificialIntelligence)の略称で、コンピューターによる知的な処理や判断を実現する技術やシステムのことを指します。具体的には、機械学習、自然言語処理、画像認識などの技術を使って、人間が行うような知的なタスクを自動化することができます。〔ChatGPTのAnswerより抜粋〕
AIは、人間をアシストして、より豊かな社会を形成するための道具の一つと解釈していましたが、なんだか様相が変わってきそうですよ。
作詞家、作曲家、歌手は不要。
あるいは、一部のマニアックな懐古趣味の立ち位置に追いやられる現実が迫っています。
さあ、どうしましょう…
音楽関係の皆さん。

追記:対処法はあります。AIの弱点は「失敗しないこと」「完璧すぎること」にあると思います。人間の歌唱は、その日その時の体調、喉の調子、精神状態、気候、歌う場所などで微妙に変化し、毎回瓜二つのごとく歌うことはできません。AI歌手が「今日は緊張して声がうわずってしまった」なんてないはず。このあたりに我々人間の歌手が生き残る術があるのではないかと考えています。
※本記事に関する質問や意見は受け付けません。内容は私論であり一律一切の責務を負いません。
ボイスケアサロンⓇ Founded 1990