私の行う耳鼻咽喉科の専門外来で、声帯結節・声帯ポリープ・声帯萎縮・声帯溝症・心因性失声症・痙攣性発声障害の方々の喉をたくさん触れてきました。

実は、その多くは外喉頭筋群に過緊張があることが判明ました。

筋過緊張によって、甲状軟骨と舌骨間に圧がかかったり間隙が狭小になったりして、甲状舌骨膜孔から入る上喉頭動脈の血流量が減少することが予想されます。
上喉頭動脈は声帯への酸素や栄養供給を担っています。
それらが減ってしまうと、発声効率低下につながってしまうのではないかと仮説を立てております。
現在、超音波画像診断装置を用いて、萩野仁志先生と共同で會田茂樹による施術前と施術後の血流量や速度を計測して客観的データの収集ならびに研究をしております。
この先も皆さまのお役に立てるよう更なる研鑽をお約束申し上げます。




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術前(血流量が少ない)




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術後(血流量が増加)






ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)






~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-03-13 21:51

嚥下困難の方に朗報!


専門医師の指導の下、咽頭期および食道期の軽い嚥下障害に喉頭クリニカルマッサージが有効な場合もあることが分かりました。さらに、痙攣性発声障害や吃音などの発声時の筋緊張の弛緩にも同様に有効のようです!

2007年7月7日発表


手技で、舌骨を引き出し中咽頭収縮筋の深部にアクセスしたり、甲状軟骨および輪状軟骨を持ち上げ外皮から手指を差し入れて下咽頭収縮筋や輪状咽頭筋をダイレクトに massage したりします。
さらなる研究の余地は多大にありますが、硬直している嚥下関連筋の relaxation 、喉頭や舌骨の上前方移動効率アップ等により、食べ物が飲み込みやすくなります。
病症によって効果のないものや適応外もありますので、詳しくは會田ボイス整骨院までお気軽にお問い合わせください。




日本摂食・嚥下リハビリテーション学会




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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)








追記:摂食・嚥下障害改善のためのマッサージ情報・・・ 「嚥下マッサージ







~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-03-13 18:27

The Japan Times



The Japan Times(英字新聞)に
Shigeki Aida(あいだしげき)の記事が
載りました!



2007年6月19日発行新聞




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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-03-13 17:34


世界的に有名なミネソタ州ロチェスターのメイヨークリニック『Laryngeal Functional Surgery 2007(喉頭機能外科学会2007)』に出席しました。


2007年6月10日発表


世界中から優秀な喉頭外科医が集まり、最新音声医学の講義と解剖を展開しました。

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喉頭に関する最先端の膨大な資料


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メイヨークリニック


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Dr.マラゴスの手術講義と會田茂樹



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★ raw larynx の様子
(カラー映像をグレースケールに変更・・・鮮烈なカラー写真や動画は当院でご覧ください!)



メイヨークリニックでは、ご遺体からの摘出喉頭を長時間にわたって触り調べました。
日本ではホルマリンで組織固定された喉頭しか見られませんが、メイヨークリニックでは喉頭周辺の筋肉が生体と同程度の新鮮な状態で保存され、軟部組織にアクティブ・タッチできた感動で打ち震えました。
実際に本物の声帯や輪状甲状筋や披裂軟骨に触れて、喉頭クリニカルマッサージがどこに作用して、どのように効いているのかを検証させていただき、大変勉強になりました。
老若男女の数多くの摘出喉頭で研究させていただきました。
なお、解剖は医師によるもので、會田は触診実験のみです。




最後に・・・
ご献体いただいた方のご冥福をお祈りし、心より感謝申し上げます。
そして・・・
これまで誰も成しえたことの無い貴重な体験を今後の施術に生かすよう固く誓います。


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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-03-12 00:09



フィラデルフィアで、エリート歌手・優秀なボイストレーナー・著名な音声医学者の三者がシンクロして研究する学会『ボイス・ファンデーションIAP』に出席しました。


2007年6月10日発表


ボイス・ファンデーション

ボイス・ファンデーションでは、歌い手と教える側と医師が共同で『声』をより良くする熱意と成果に驚嘆しました。日本でもこのような有意義な組織の早期確立が望まれます。

IAP学会プログラム
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レジストレーション証明書
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-03-11 23:50

Medical Association


アメリカ合衆国で開催された二つの医学会に参加してきました。


2007年6月10日発表

フィラデルフィアで、エリート歌手・優秀なボイストレーナー・著名な音声医学者の三者がシンクロして研究する学会…『ボイス・ファンデーションIAP』

世界的に有名なミネソタ州ロチェスターのメイヨークリニック…『Laryngeal Functional Surgery 2007(喉頭機能外科学会2007』

上記の学会に出席しました。

世界中から優秀な喉頭外科医が集まり、最新音声医学の講義と解剖を展開しました。


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會田茂樹は、メイヨークリニックにおいて生の声帯を指で触わりました。
どんな感触だったのか知りたくありませんか?







ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-03-11 00:37

新聞記事



テノール歌手ベー・チェチョル(Jaechul Bae)氏の治療の模様が共同通信社配信の記事として新聞各紙に掲載されました。

2007年5月22日発表



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~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-03-10 23:06

The 検証



會田ボイス整骨院の本態

2007年5月10日発表

1.アンケートから・・・施術満足率 92.3% 003.gif
無作為に選んだ患者様(現&元)30名にアンケートを郵送 → 26名が返送 無記名による「施術に満足しましたか?」イエスorノー質問に、24名がイエスと回答 ※無返送の4名分を  全てノーに含めた場合は80%となる

2.カルテから・・・効果てきめん率 100% 038.gif
初めて喉頭クリニカルマッサージを受け、施術の直後に声の復調や発声能力のアップを感じ、さらに声を良くするために、次回(2回目)の予約を入れた方を集計
平成19年1月1日~4月30日までの受診者全員の再来院を確認!



追記
平成19年5月1日から平成20年2月29日までの様子
皆さまの温かい口コミとメディア(テレビ・新聞・書籍)の紹介で患者様が急増し、北海道や沖縄など全国はもちろん海外からもいらっしゃるようになり、遠方ゆえの単発受診者も数名存在しています。
また、病院での喉頭クリニカルマッサージ外来ならびに各所での研究により、発声能力向上から音声障害まで幅広く確実に対応でき、さらなるご満足をいただいております。
これからもますます研鑽に励むことをお約束申し上げます。




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  There is AIDA VOICE-SEIKOTSUIN in the second floor of this building.





追記:ボイスケアサロン階下も、女性洋品店、クリーニング取次店、コーヒーショップと、次々変遷しています。白金台は土地がら家賃が非常に高額ゆえ、継続的経営が困難なのです。





~メッセージ~
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# by aida-voice | 2008-03-10 07:22



Muscle tension dysphonia

日本人の約8割が喉頭の筋緊張と判明

2007年4月10日発表


★會田茂樹の触診により、外喉頭筋群が柔らかい人と、そうでない人とに大別した当院独自調査の数値


≪概論≫
これまで、多くの喉頭を触診してきました。日本人だけでなく、最近は、海外からいらっしゃる患者様もおります。実は、日本人は外喉頭筋群を緊張させ硬くして発声する傾向にあります。いわゆる過緊張性発声です。

≪原因≫
ⅰ母音を中心とした日本語独特の言語や文法
ⅱ歴史的に、中低音域の朗々とした声が通り難い木造家屋に住んでいた
ⅲ人前で話したり歌ったりすることを得意としない人が多い
ⅳその他

≪症状≫
様々な原因が複合的にからみあって過緊張性発声が起こり、声のボリューム可変困難やピッチのコントロールが微細なレベルで狂いやすいことが分かってきました。大きな声が出ない、高音が出ない、高音が硬い、低音が出しにくい、リズム感が悪い、声が揺れる、夕方になると喉が疲れる、やかましい場所で話しづらい、つまる感じがする、むせやすい、痰がからみやすいなど・・・。音声を専門としている耳鼻咽喉科に受診しても器質的疾患は無く、喉に何が起こっていて、どうしたら良いのか分からない方々が大勢いらっしゃいます。
実際、無声時の喉頭Gliding testで過緊張を示す陽性結果が、全体の8割以上となったのです。これは、発声しない状態で力を抜いているはずなのに甲状軟骨周辺筋がTightになっていることを示唆します。

≪改善方法≫
喉頭をリラックスした筋状態にしなければなりません。それには緻密な検査(筋種と硬度など)と的確な処置(喉頭牽引や喉頭クリニカルマッサージなど)が必須です。喉頭周辺筋の柔らかさを感得し、フィードバックさせるのです。また、長期にわたって筋緊張を強いてきた経緯を考え、肩周りや全身のストレッチングも有効でしょう。
※頚部前面部のストレッチは頚椎を損傷するおそれもありますので十分注意が必要です。
現在、当院には、声を良くするために、プロの歌手や俳優だけでなく、上記の症状をお持ちの一般の患者様も全国からお越しになっています。(なお、ここでの過緊張発声には病的な障害を含みません・・・)



施術前と施術後の外喉頭筋群の様子

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なお、ここでの喉頭周辺筋の過緊張は、耳鼻咽喉科で診断される過緊張性発声障害(病気)とは異なりますのでご注意ください!






ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)








声は、声帯を含め、すべて筋肉から作られます。
とくに喉周辺の筋肉は小さく複雑です。
そう、驚くべき神々しい存在です!
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追記:この記事を投稿した時点ではLDPの新語は存在しません。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。
# by aida-voice | 2008-03-09 16:06



アジア・ナンバーワン・テノールと呼び声の高いベー・チェチョル氏
會田ボイス整骨院に通院するためドイツより来日!
その様子をNHKが取材!


2007年4月1日発表

世界で活躍し、貴重なリリコ・スピントの声質を持つテノール歌手ベー・チェチョル(Jaechul Bae)氏は、2005年10月に甲状腺癌に罹患し、ドイツで全摘手術を受けた際に神経を切断され声を失った。
2006年4月に京都の一色クリニック(院長:一色信彦京都大学名誉教授)で甲状軟骨形成手術I型とIV型を行い、日常会話声を取り戻す。今回、喉頭周辺筋と横隔膜の運動性を高め、歌唱の発声能力を向上させるために會田ボイス整骨院(院長:會田茂樹)に来院。
滞在2週間の施術によって再起への突破口を開き、この様子をNHKが長編ドキュメンタリーとしてTV撮影を行いました。




            ≪下記の写真はNHK取材時のベーさんの施術風景≫
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追記1:ベーさんは胸部の精査を行った結果、右反回神経だけでなく右横隔膜神経も機能しないことが判明しました。私が診たとき、ドイツの甲状腺摘出手術によって外喉頭筋は大きく削除され、その部位は瘢痕化し、筋肉どうしの癒着が顕著でした。一色信彦先生の甲状軟骨形成術で日常会話までは話せるようになりましたが、繊細な音を求める一流の声楽への復調は物理的にも難しい状態でした。これらの様子は、平成19年10月に第52回日本音声言語医学会で発表しました。(本人およびプロモーターの許可済み) また平成19年年末から年始にかけてNHKのBSハイビジョンで何度も放送され大きな反響がありました。
最後に、ベーさんのご多幸を心よりお祈り申し上げます… 040.gif





追記2:ベーさんの映画、感動しました!





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# by aida-voice | 2008-03-08 15:47

ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



15:サイレントボイス

当院では“歌”そのものを教授していませんが、より上手く歌えるための方策を教示しています。
それは、サイレントボイス。
これまで、魅力ある声は声帯部位より上位で構音されることを繰り返しお伝えしました。
そこで、その構音器官の能力開発トレーニングによって歌唱力を確実にアップさせます。
答えは、『無音で歌う』。
まず、歌詞とメロディを完璧に覚えてからチャレンジしてください。伴奏は必要ありません。自分の声ではなく、なりたい理想の声質をイメージしながら、無音で歌います。
そのとき、『息を止める』または『軽く吸う』状態です。通常、歌うときのブレス(吸気)の場所で、逆に息を吐き出します。ここで、息を吐くときと吸うときを比べてみてください。
一般的に、吐くときより、吸うときに口腔が広くなっているのを感じるはずです。(正確には軟口蓋が上がる状態)
そのことから、巷では「息を吸いながら歌う」といったイメージがまことしやかに囁かれているのです。
必ず、自分がトップアーティストになって大勢の人の前で魅了しているつもりで最高の声を頭に描いてください。
最初はやりにくいと思いますが、何度か続けているうちにコツをつかむと思います。
サイレントボイスによって、声帯より上位の軟部組織を調音トレーニングし、その求める声質に発展させることができます。
野球のシャドウピッチングや剣道の素振りなどに相当します。
さらに、当院で開発した小型スピーカーを用いて、より的確に構音運動に寄与させます。小さな専用スピーカーを甲状軟骨上に密着させて振動を与えます。聴く音楽は具体的な目標とする歌手の歌を選ぶと良いでしょう。家庭での代替品として、ヘッドホンを頚前面に近づけてサイレントボイスを練習するのも良策ですね。
一度お試しください。
きっと効果の素晴しさに驚かれるはずです。
さあ、サイレントボイスを繰り返し練習して、自分の意図する低音から高音まで、最高のボイスライフをお楽しみください。



どんな声を自由自在に出したいですか?

輝きながら伸びる高音派・・・

心に響きわたる中低音派・・・


あなたはどっち?







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お礼

會田ボイス整骨院旧ホームページのボイスコラムは多数の方々にお読みいただきました。そして、多くのご意見や感謝のお便りを受けました。
ありがとうございました。
歌手を目指す中学生から、遠くはイタリアに在住するオペラ歌手まで、プリントアウトしてBibleのように持ってくださった人も多数いらっしゃることを知り誠に感激いたしました。
近年では、医師との共同研究や米国学会での研修により、日々新たな真実が解ってきました。それをお伝えするのが役目と考え、ますます邁進する所存でございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

                         會田茂樹



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# by aida-voice | 2008-03-07 23:48


ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



14:お手軽ボイスメンテナンス・・・

いつでもどこでも一瞬にして美声になる極意
発声の練習や歌うトレーニングだけでなく、喉頭筋周辺の簡単マッサージやストレッチングにより、効率の良い発声を目指しましょう。
歌や声を披露する本番前や準備に役立ちます。
自分でできるものもありますが、なるべく発声と解剖に詳しい他の人にお願いしてください
≪顎関節のマッサージとストレッチング≫
マッサージにより関節および関節円板の動きを滑らかにし、発声時に共鳴腔を増大させて輝く伸びやかな声を可能にします。

まず、顎関節を捜しましょう。外耳孔の前、または耳珠の付け根にあります。
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口をガクガク開閉すると、やや凹む場所です。



両手の2、3、4指で顎関節の周囲を優しく揉みほぐします。
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顎が垂直に降りるように押し下げながらゆっくりストレッチします。
これらを3~5分続けると、顎関節がかなり柔らかくなります。
さらに、顔の筋肉(咬筋、口輪筋、大小頬筋、眼輪筋、側頭筋など)をマッサージすれば表情に艶が出るでしょう。
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≪舌骨の筋付着部のマッサージ≫
舌骨に付着する舌骨下筋群と舌骨上筋群の一部をマッサージすることにより、筋緊張を取り除いて柔軟性を高め、フレキシブルな音域と俊敏性を得るのです。
この辺りの筋肉は非常に小さく繊細なため、熟達しなければ的確に探せません。
当院ではそれらの筋肉一つひとつに対してアプローチしております。
喉仏のやや上に硬い骨を触ることができます。
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唾を飲み込む動作で確認しやすいでしょう。
親指と人差し指でつまんだり揺らしたり、この舌骨の上下の部位をゆっくりとマッサージします。
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上に移動して、舌筋周囲のマッサージもすれば舌運動の反応性が向上します。
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≪胸鎖乳突筋のストレッチング≫
喉に直接影響はないが、この筋肉のテンションをコントロールすることで、喉の筋群を動きやすくします。
また、喉頭が楽に下がるようになります。
顔を左右どちらかに思い切り回旋させると、耳後ろから鎖骨と胸骨のあたりまで太く張る筋肉を見つけることができます。
これが胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)。
軽くつまむように、筋肉の全体をマッサージします。
45度くらい首を回旋させ、下顎角を上に向けることによってストレッチします。

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≪大小菱形筋のマッサージとストレッチング≫
肩甲骨の動きを良くし胸郭を広げて、呼吸と発声時の姿勢に好影響させます。
腹臥位(うつ伏せ)で寝た状態で、肩甲骨の内縁を親指で深く押圧します。
次に、指が肩甲骨の下に入り込むようにマニュピレーションを行います。
肩関節を内転させて肩甲骨が滑って移動するようにストレッチします。
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※重要なお知らせ
頚・喉は、甲状腺はもちろん耳下腺や顎下腺、さらには頚動脈、リンパ節、神経叢が存在するデリケートな部分ですから、くれぐれも無茶な素人療法をなさらないようご注意申し上げます。ボイスケアは、會田ボイス整骨院にお任せください。





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# by aida-voice | 2008-03-07 23:28


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このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
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その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



13:高音で歌うためのヒント

昔に比べ、最近の歌は高音の音階部分が多くなってきたように感じます。オペラでも、ソプラノやテノールがメインですし、歌謡界でもハイトーンな歌が流行っています。
「どうしたら歌が上手くなるのか?」の質問の次に多いのが、「どうしたら高音が出るのか?」です。
喉の構造解剖的には輪状甲状筋の活躍と反応の向上、甲状軟骨を下制するための筋群の強化などが挙げられます。これらは残念ながら、頚のどこかを押してハイ完成とか喉を捻って即OKとか、簡単に輝くような高音を出すようにはできません。
的確な施術と熱心なトレーニングが必要です。
だからこそ彼らは高音で人々を魅了してお金を稼ぐことができるのです。諦めずにチャレンジすれば必ず可能になります。なぜなら、声は軟部組織と筋肉によって作られるのですから。さらに、それらの筋は小さいためスポーツほどの強大な筋力は要りません。だから80歳を過ぎても、若々しい美声で高音を歌う声楽家も存在するのです。
皆さんも、美しい高音を獲得するために一緒にがんばりましょう。
ここで、高音で歌うための普遍的な三大ヒントを列挙します。
最高音の前音のピッチを意識的に高くする。
理由:高音に対する喉の準備を促すため。
音程が下がるときこそ高音を意識する。
理由:安堵により筋が弛緩してしまい、再度高音へ移行できなくなってしまうから。
高音ほど息の流れを細くする。
理由:薄く伸ばした声帯に大量の息は不要。





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# by aida-voice | 2008-03-07 23:25


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12:輝く声が人を魅了するパート7・・・アクティブボイス

これまでボイスメンテナンスで、皆さんの喉と声を施療整備するお話をしてきました。
このメンテナンスにより、喉周辺筋の筋力強化と柔軟性と反応性が高まった状態をアクティブボイスと言います。
このアクティブボイスを使いこなすことによって自信が生まれ、コンサートや発表会のような緊張した場面でも泰然と臨んで成功を収めることができるようになります。
野球で例えるならイチロー選手や松井選手のような一流のスポーツプレーヤーです。プロ野球選手として活躍するにはセンスや体格が必要でしょう。誰も彼もが確実にトップアスリートになれるはずがありません。けれどもご承知のように、彼らは野球プレーの技術練習はもちろん、肉体の鍛錬は並大抵ではありません。弛まない努力が彼らの成功を支えています。
声は、生来持って生まれた能力に大きく影響すると言われています。しかし、論理的かつ合理的にトレーニングすれば、アクティブボイスによって美声を獲得することができます。
そうです、一流に一歩近づきます。
超一流になって世間から評価されるには、運やタイミングなどの他の要素もからんできますが、努力相応のポジションは得られるものと固く信じています。元々の才能だけに頼りすぎていると墓穴を掘りかねません。
さあ、あなたも成功のために、その維持のために、アクティブボイスを習得してください。
※下の写真は、喉を詰めた状態の発声時の口腔【上】と、アクティブボイス状態での発声時の口腔【下】を歯科大学病院で撮影したもので。
                
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# by aida-voice | 2008-03-07 23:10


ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



11:輝く声が人を魅了するパート6・・・琴線に触れる声は「間(ま)」が命

声の原点に立ち戻ってみましょう。
声は何のためにあるか?
まず動物は、一般に唸り声や吠え声で縄張りを主張したり警戒を表したりします。人間の場合は、主にコミュニケーションの手段となります。つまり、意志の伝達という目的があって、その後に歌詞の付く歌が生まれたのです。
ハミングや鼻歌でも意思を伝えることはできますが、受け手の感受性によって正確さに欠けてしまいます。 
その点、歌詞を伴う歌は、ある程度正確です。
歌詞に「私は待っている」とあれば、歌の中の主人公が誰かまたは何かを待っている様子は歴然です。これを、お腹がすいたとか、体のどこかが痛いなどと受けとる人はいないでしょう。そう、声や歌とは、自分の考えや思いを他者に伝えることなのです。他者に伝わってこそ大いなる意義を持ちます。そのとき、自分の気持ちや願いを相手により良く伝えたいと考えるのは当然です。
相手の心を揺さぶって突き動かすこと。それには耳を傾けさせる、それも親身に聞くよう仕向けなければなりません。
相手に「聞きたくないな」とか「つまらない」と思われたらおしまいです。
声は高低、音質、強弱の三要素からなり、これまで、ボイスメンテナンスで喉周辺の筋力強化によってそれらの反応力をアップさせてきました。その最後の仕上げとして、三要素を結び、磨き上げるのが「間」です。
会話でも、歌でも、相手の琴線に触れる説得力のある声には「間」があります。言葉と言葉の「間」、フレーズとフレーズの「間」、これが大切。この「間」は息継ぎの休みではなく、息の流れでつなげることが最大のポイントです。
内容が一続きするシラブルは、読点や休符があっても、息を流し続けるつもりで対処すると素晴しい「間」を展開することができます。
音楽は楽譜によってずいぶん制限されるためブレスやスラーなどを守らなければなりませんが、話し言葉はその時々の気分やTPOに応じて長くしたり短くしたりと、「間」を操作すれば効果的です。ちなみに早口言葉も、あまり口をパクパク開けたり顎をガクガクさせたりせずに、息の流れを保ちながら一気呵成に発声すれば、成功の可能性が高くなります。
早口言葉は、一つひとつの単語をはっきり発音しようとし過ぎて構音がうまくいかず、言葉を咬んでしまうのです。
これも単語と単語を息でつなぐ、一種の「間」の使い道です。

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~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-03-07 23:02


ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



10:輝く声が人を魅了するパート5・・・横隔膜と息の流れ

とうとう横隔膜について書くときが来ました。
このホームページをご覧くださる歌手、俳優、声優、アナウンサー、教師、営業ビジネスマン、そして歌を愛好する方々に問います。
あなたは歌唱中、演技中、発声中、仕事中に呼吸を意識していますか。
ほとんどの人はノーと言うでしょう。呼吸の本質は自発的であり、特別のときのみ意識するだけです。では、歌唱、演技、発声、仕事は特別な出来事でしょうか。
場合によっては人生の一大事もあるかもしれませんが、これもほとんどの人がノーではないかと思われます。このようなことから、気に留めなくとも適切な呼吸ができることが大前提となるのです。そして、平然とした状態で理想的な呼吸ができるようになれば、素晴しい美声が得られます。
私事で恐縮ですが、声楽を本格的に始めたころは、歌唱時は常に呼吸に気をつかっていました。声に関するどの解説にも、呼吸と息の流れの大切さが必ず書いてあります。けれど、意識すればするほど上手く行きません。
なぜなら、数多くの器官を総動員させて呼吸が成り立っているからです。それらの部位を列挙すると、肋骨、胸骨、胸椎、頚椎の骨。吸気の主要筋として、横隔膜、肋骨挙筋、外肋間筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋があります。
呼気は基本的に横隔膜や胸郭の復元弾性力により自然になされます。
深く呼気する場合の副次的な筋肉として、頸腸肋筋、胸鎖乳突筋、大胸筋、小胸筋、広背筋、前鋸筋、後上鋸筋、腰方形筋があります。
ところが二年余りが経過したとき、意識しなくても随分理想的な呼吸が可能になりました。自身で考察してみますと、声帯の伸展や緊張をコントロールできるようになったため、多量の呼気が必要なくなったものと思われます。つまり、少ない息の量で自由に発声することができるようになったのです。
このようなことから、横隔膜の存在をイメージして動きのトレーニングをすることは必須練習ですが、こだわり過ぎるのは如何かと思われます。
ここで、横隔膜の筋感覚トレーニングを記述しましょう。
背臥位(仰向き)の状態で、手を胸骨に置いて呼吸による拡張を感じ取ってください。次に、臍部に置いて同様に感じ、最後に下腹部で行います。感覚を研ぎ澄まして感じられるまで順々に続けます。できれば、他者に手を添えてもらうと良いでしょう。

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# by aida-voice | 2008-03-07 22:59


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9:輝く声が人を魅了するパート4・・・菱形筋の活躍を促せ

どのボイストレーニングの本や発声の書籍を読んでも必ず書かれている項目があります。それは、姿勢です。当院でも、美声を求めるには、間違いなく姿勢は重要であると考えています。
歌手の知人や患者様から「確かに大事なのは理解できるけど、本を読んだだけでは具体的にどうすれば良いのかつかめない」「いつも意識しているのですが、それで疲れてしまい、肩や腰が痛くなってしまいます」「自分の姿勢が良いのか良くないのか分からないよ」とのお話をよく耳にします。
基本的な姿勢の記述は、他の優秀な書籍や文献に譲るとして、ここでは発声向上に最も簡単に効果が認められる筋肉とそのアプローチを紹介しましょう。
答えは、菱形筋。
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菱形筋は、大菱形筋と小菱形筋に分かれます。大菱形筋は、第2、3、4、5胸椎の棘突起から肩甲骨の内縁に付いて、肩甲骨の内転と回旋の機能を有します。小菱形筋は、第7頚椎と第1胸椎の棘突起から肩甲棘までで、大菱形筋と同様に機能しています。
多くの本で、良い姿勢とは、耳孔と肩関節中心と骨盤の上前腸骨棘と外踝が一直線になるようにとか、頭を糸でピンと吊ったようにとか、足を肩幅に開き腰を安定させ胸を張るなどと書かれています。しかし、実際の発声時や歌唱時は、立位安静ばかりでなく、ときに踊ったり演じたりしなければなりません。
つまり、ハードに動きながら発声したり、座った状態で歌ったりします。そのような状況で、一直線云々と言ってはいられませんよね。そこで役立つワンポイントとして、菱形筋がクローズアップされるのです。
大小菱形筋を意識的に収縮すれば、どんな体勢でも、胸郭を広げて横隔膜の動きを促進するはずなのです。したがって、菱形筋の動きがスムーズになるようなメンテナンスを施す必要があります。数時間におよぶコンサートや劇では、筋肉を酷使するため、日頃の筋トレやストレッチも欠かせないでしょう。
また、ご存知かもしれませんが、この部位は常に大胸筋の緊張を受けており、上背部の痛みの主要因でもあるのです。
このように、とても重要な大小菱形筋を活躍させながら大切にすることをお薦めします。




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# by aida-voice | 2008-03-07 22:56


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8:輝く声が人を魅了するパート3・・・舌骨は発声のポイント

舌骨は一風変わった骨です。200以上ある人間の骨の中で唯一中空に浮いている。
第3頚椎の高さにあり、馬蹄形で、喉頭蓋軟骨を囲むように位置します。
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舌を支える機能を有していますが、多くの筋肉(外喉頭筋群)が付着しているのです。外喉頭筋は舌骨下筋群と舌骨上筋群に分けられます。
この上下の筋群(一部を除く)が舌骨を境に引っ張り合うのです。浮き輪に2本のロープを結んで、反対方向に引っ張り合うようにイメージすれば良いでしょう。舌骨上筋群が舌骨下筋群の力に勝れば、舌骨が上昇し、舌、特に口腔の広さに関与する舌根が上がってしまいます
こうなると共鳴腔が狭まることに他なりません。反対に、舌骨下筋群が舌骨上筋群の力に勝れば、舌骨が下降し、舌根が下りて共鳴空間が作られます。
ただし、どちらか一方の力が強すぎる場合は、過ぎたるはなお及ばざるがごとく、喉そのものが上がりすぎて平らな声を余儀なくされたり、喉頭が下がりすぎて息の流れが阻害され発声が困難になったりするので、十分に注意しなければなりません。
舌骨下筋群と舌骨上筋群のバランスが大切です。常に活発かつ自在にコントロールできるようメンテナンスすることが望ましいのです。
当院では、これらの各筋に直接アプローチする手技と物療(電療、温令療法など)を行っております。
この部位近辺は、甲状腺はもちろん耳下腺や顎下腺、さらには頚動脈、リンパ節、神経叢が存在するデリケートな部分ですから、くれぐれも無茶な素人療法をなさらないようご注意申し上げます。




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# by aida-voice | 2008-03-07 22:51


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7:輝く声が人を魅了するパート2・・・胸鎖乳突筋、輪状甲状筋、外咽頭筋群の重要性

前章では顎関節の重要性を説きました。本章は、筋肉について述べます。
良い声にするためには、共鳴が必要なことを繰り返しお伝えしました。
ここで、良い声についてもう少し掘り下げて考えましょう。オペラでも歌謡曲でJポップスでも、上手い歌手と言われる人達がいます。
それぞれの分野を歌っている知人に、歌唱力があると思う歌手を選んでもらい、それら歌手の画像を交えて声をつぶさに独自検証してみました。
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表記のほかに、クルーン唱法のフランク・シナトラや、スキャットテクニックでジャズ女王の名声を得たエラ・フィツジェラルドなども、喉を下げた状態で歌唱していることが判明しました。
オペラで話題になるベルカント唱法も同じです。
さて、人には音に対するそれぞれの好みがあるため、完璧な『良い声』の定義は難しいのですが、低音から高音まで音域があって、耳障りのない豊かで輝く声であれば、大概の人に受け入れられるでしょう。(ここではリズムやテンポの問題を省く)
よくカラオケで見かけますが、低音が腑抜け状態、高音が出ていない、喉を絞って無理矢理発声しているなど、自己満足なら構いませんが、他人に迷惑をかけるような歌い方をしている人が少なからずいらっしゃいますよね。
それらの状態を呈するほとんどの人は、顎がやや上がった状態で、それに伴い喉頭も上がってしまっているのです。
良い声を出すには喉を下降させた状態で歌わなければなりません。
喉が的確に下がっていると、低音も充実し、高音にいたるまで伸びやかに発声できるようになります。ただし、喉の下げすぎは息の流れを閉じてしまい、逆に美声にならないので要注意。
喉頭すなわち甲状軟骨を下げる役目は外喉頭筋(胸骨舌骨筋、胸骨甲状筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋)です。
これらの運動能力をアップさせ、長時間歌っても疲れないスタミナを身に付ければ、あらゆる状況下で美声を発揮できるはずです。
今般、当院の技術によって、外喉頭筋の施術が可能になりました。
頚・喉にある筋肉の多くは小さく細かいため、メンテナンスには専門の知識と経験が必須なのです。
勘違いしないでいただきたいのは、喉周辺の筋肉をボディービルディングのように鍛えてモリモリにするのではありません。
レスポンス(反応)の俊敏な“デキル”筋肉にすることが肝要なのです。そして、さらに持久力をつけること。これで弱い喉から脱却できます。
ところで、一般的には喉に関連しないと思われていた胸鎖乳突筋の筋能力と柔軟性が、歌唱に大変有効であることを掴みました。
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胸鎖乳突筋は、二つの筋頭からなり、胸骨と鎖骨より乳様突起までつながっています。機能は三つあり、第一に頭部を固定した状態で胸郭を持上げて深く息を吸い込む、第二に胸郭が固定されている場合は頸部を屈曲させる、第三に片側だけが働くと頭部が側屈し反対側へ回旋する。
この筋肉は頸部前面の中で最も強大であるため、ボイスメンテナンスでコントロールすれば、下層にある外喉頭筋群にも好影響を与えるでしょう。
胸鎖乳突筋は皮膚上から触りやすいため、一般の方でも簡単に見分けがつき、筋トレやストレッチがやりやすい利点があります。
この章の最後に、輪状甲状筋の大切さを語りましょう。歌謡曲やポップスを習っている人は、もしかすると聞き覚えがある単語かもしれません。三重大学教育学部教授の弓場徹(ゆうば とおる)先生をご存知でしょうか。「歌う筋肉」で輪状甲状筋を鍛えることを提唱されています。弓場先生は、息をもらした裏声と息もれしない表声を融合させるYUBAメソッドによって、これまで多くのオンチの人を矯正してきました。当院でも、輪状甲状筋は非常に重要な筋肉だと考えております。
この筋肉は内喉頭筋に属しているため、その存在を意識したり自発運動をしたりすることが困難です。しかし、他の内喉頭筋と違って甲状軟骨の外側に付着しているため、注意深く探すと位置を知ることができます。
手技に熟達すれば、皮膚および広頚筋の上から一部を触れることができます。(ただし、胸骨舌骨筋が正中近くまで存在するタイプの人は不可)
注意として、甲状軟骨の前面やや下に、代謝と成長をつかさどるホルモンを分泌する甲状腺があるため、素人判断の手技やメンテナンスは危険です。
経験を積んだ専門の我々に任せてください。




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# by aida-voice | 2008-03-07 22:48


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6:輝く声が人を魅了するパート1・・・答えは顎関節の柔軟性

声楽を習い始め、オペラ大好き人間としてエンリコ・カルーゾー、ベミアミーノ・ジーリ、ルチアーノ・パヴァロッティなどのテノールを好んで聞き込んでいたため、彼らのような美声が出るのを期待していました。
しかし、当たり前なのですが、そのような声は出なかったのです。
耳障りで押しつぶしたようなガサツな声。最初の一年は落胆しました。才能の無さを呪い、高年齢を言い訳にして、それでも週5日の練習と考察に明け暮れました。
続けて、続けて、続けること。
そして、ついに自在の音声を獲得したのです。(ただし、一流の声楽家のような美声でないことをお伝えさせていただきます)
そこには、これまでの柔道整復師として医療に携わった経験と知識が役立ったのでした。
イメージはとても重要です。アメリカ大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手もイメージの大切さを語っている。何度もバットを振りながらヒットのイメージを重ねる。ボールを追っかけフェンスに駆け上がってキャッチするイメージを思い描く。
行動や運動の全体像が具体的に見えたり十分理解できたりする場合は、強くイメージして繰り返すことは大変有効な手段です。
しかし、あまりに現実味の無い突飛な発想や空想にしか思えない場合はどうでしょう。
歌を習っていると、「頭の天辺から声を出しなさい」「喉の中に空気の柱や噴水の頭のところに乗っかっている感じで歌いなさい」「口から前に出すのではなく反対の方向へ行くような感じの声」「同時に息を吸い続けるように歌いなさい」「声を鼻の周辺に集めて」「舌の後ろから食道の方へ鶏の卵を入れるように喉を開けて」などのように、つかみどころのない例えで指導されることが多々あります。
何となく分ったような気もしますが、どこをどうすればそのイメージに合った状態になるのか、皆目見当もつきません。きっと、少なからずこのような経験があることでしょう。
そこで、論理的に解決できないかと熟考し研究を重ねました。
幾つかの結論に達し、それを検証して確信を得るに至ったのです。
その一つ目は顎関節の柔軟性です。顎関節の構造と開口について簡単に述べてみます。
顎関節は側頭骨と下顎骨の関節突起とでジョイントされ、関節内に二層構造の結合組織からなる関節円板が存在します。
開口のメカニズム
動作の状態
関節突起が関節円板と一緒に前方にスライドしながら下方へ下がる。
関与する主筋
外側翼突筋(二側に分れ、上側頭は蝶形骨大翼から、下側頭は蝶形骨翼状突起外側板から下顎骨関節突起頸部へ)の下側頭が作用
関与する補助筋
顎二腹筋の前腹、顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋が、下顎骨を固定された(安定位置)舌骨へ引っ張り下げる
その他に関与する事象
重力
過去に顎関節症(側頭下顎骨関節症候群TMJ:女性に多い顎関節の異常で、噛み合わせの悪さや片側で噛む癖、ストレスの緊張によっての発症などさまざまである。主な症状として、開口時や咀嚼時に顎関節周辺に痛みを感じる。頭痛、首の痛み、肩こりを伴うことが多い。カクンとかガサガサという音がすることもある)を施療したときのことを思い出しました
TMJの患者様は、ほぼ一様に若干こもった声を発していました。
その訳を考えたとき、開口が不十分なために口腔での共鳴が上手く行かないことが解りました。構音の際、やはり共鳴腔が必要不可欠であることを再認識したのです。特に体積の大きな空間を制すれば、豊かに輝く美声への近道と考え、口腔に目を向けました。
ならば「口の中を広げればいい!」
なるほど、口を大きく開けさえすれば良いのだろうか。何も考えず口だけ最大に開いて発声すると、思いのほか口腔は狭くなり、喉の詰まった貧弱で平たい声しか出ません
これは、関節突起が前方にスライドして開口した状態で、口腔狭部(軟口蓋の鼻側の傾斜部と中咽頭への開口部)がひしゃげ、舌根も盛り上がり、共鳴がうまくいかないのです。
よって、舌根を意識的にやや下げ、顎を引き込みながら柔らかく下降させます。そう、開口でなく下降または下制です。

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この引き込みは、側頭筋の後部線維の収縮によってもたらされ、補助として咬筋の深部、オトガイ舌筋、顎ニ腹筋も関与しています。
これら顎関節の一連のスムーズな動作によって大きな口腔が出来上がり、共鳴する発声が可能になります。
これまでに診てきた歌い手の顎関節を調べてみますと、動きの固い人が多く、そのため口腔を上手く使いきれていないように思いました。
当院では、顎関節の可動域を拡大し滑らかな動きに改良するための最適な手技と施療を行っています。
主な内容は、顎関節のモビリゼーション、顎および舌骨周辺筋のマッサージとストレッチング、低周波ポイント通電による筋強化などです。




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# by aida-voice | 2008-03-07 22:24


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5:発声はスポーツだ!・・・筋肉を活かしたアクティブボイス

私事ですが、四十歳を超え初めて本格的に声楽を学ぶチャンスにめぐりあいました。
不惑の歳ゆえプロ歌手など目指していませんが、十代の学生のように理由も分からず形而上の概念だけで練習するのではなく、これまでのオペラマニアと医学知識を総動員させて、「どうすれば響くのか?」「輝く高音の出す方法は?」など、真剣に研究しました。
まず、喉と声にかかわる書物や医学書を読み漁ったのです。
さらに咽頭模型を購入し立体的に精査しました。
それだけでは足りず、機能を理解するため、東急ハンズで材料を買い揃えてオリジナルの模型を作ったりもしました。
そのとき、ひとつ気付いたことに、意外にも関連書籍の少なさがあったのです。
「なぜ、分りやすい書物が少ないのか?」「どうして『これが発声の真髄だ!』と確立されたバイブル的書籍がないのか?」などと煩悶しました。
熟考し、そして読み解くにしたがって答えが分ったのです。
それは、≪発声はスポーツに似ている≫ということだったのです。
この言葉に驚く人も少なくないかもしれませんね。
すでに記載しましたように、音声は声帯が振動して発声しているのは誰もが知るところです。声帯が、ギターの弦やクラリネットのリードのような金属とか木の物質でできていると思っている人はいないでしょう。
そう、声帯は粘膜と筋肉でできている。
その声帯を震わせ、咽頭や口腔の各部で共鳴して構音(または調音)しますが、それには多くの小さな筋肉が関わっていることも知りました。
つまり、筋肉を動作させて声を出しています。筋肉の動き次第で、輝く高音を出したり響き渡る低音を出したりすることができるのです。
ただし、喉周辺の筋肉は小さく、確かに随意筋ですが、自分自身では存在を意識できないため、鍛えたりストレッチングを施したりするのは、はなはだ困難なのです。
そこで、それらを可能にする方法や施術はないかと研究に勤しみました。
「発声と似ているもの似ているもの・・・、そうだスポーツだ!」と閃いたのです。発声はスポーツに似ている事実を悟ってからというもの、多種多様の筋肉を活かして役立つ手段と技術を発見しました。
もちろん筋肉を活かすだけではスポーツも発声も100%にはなり得ません。
当たり前のことです。筋トレのみで、大リーガーのイチロー選手や松井選手のようには決してなれません。
しかし、彼らは筋トレやストレッチングなど基礎トレーニングを疎かにしない不断の努力によって現在の地位に至り、それを死守しています。
ところで、よく質問を受けますが、良い声を出すにはどのくらいの量や時間のトレーニングを必要とするのでしょう。喉の周りの筋肉は小さく複雑です。また、声帯は12mm~20mmの小さな組織です。
これを伸展させたり弛緩させたり、喉頭室や咽喉のポジションを的確にするのには大きな力は要りません。しかし、ここぞと言うときや美声を求めるなら、筋肉の動きと反応そしてスタミナはとても重要になります。
筋力に自信が持てるようになることで、筋肉や体をリラックスさせる能力も備わります。それは、コンサートや舞台発表などの本番で、緊張せずに最大の力を発揮できるということです。
研究の結果、最良の喉の状態であるアクティブボイスにするためのボイスメンテナンスを見出したのです。
また、若干閑話となりますが、スポーツ選手は往々にして歌の上手な人が多いものです。
独自に推察してみますと、運動自体が声帯周辺筋肉群にもプラスの作用を促すものと考えられるのです。
筋肉強化やストレッチングなどの基礎トレーニングだけでなく、スポーツ競技全般に言えることは、テンポ(速さ)とリズム(律動)の存在でしょう。
野球はピッチャーの投げたボールをバッターがタイミングを合わせて打つ。サッカーはチームプレーヤー同士で素早くパスしてゴールへ導く。相撲や剣道は一瞬の立会いの間合いが非常に大切です。陸上競技の100m走でも、スタートの時機が肝要で、足の歩幅や手の振りのテンポがタイムに影響します。
このように、どのスポーツでもテンポとリズムが重要なのです。
以前、ある小学校合唱部の喉の相談にのったことがありました。担当教師から、リズム感の悪い生徒の改善方法を求められました。そこで、合唱練習の前に毎回、鬼ごっこまたはドッチボールをアップトレーニングとして取り入れるよう提案したのです。
数ヶ月後、その先生から「以前に比べ、生徒のリズム感が格段に向上した」との報告をいただきました。
このことからも、スポーツによって歌唱時のテンポとリズムが良くなり、さらに発声そのものも安定するのです。
さあ、もう一度お伝えします
発声はスポーツだ!

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4:発声の科学を知ろう

これまで皆さまの健康の一助になればと願い、医療と技術の研鑽に勤しみながら、大勢の患者様の施術を担ってまいりました。
十年間で延べ40万人以上の来患です。
柔道整復師という医業類似行為者として、筋、骨、靭帯などの軟部組織の外傷(骨折、捻挫、打撲、挫傷)を扱ってきました。そこでの対象の部位は、肩腰であったり手足であったり肘膝であったり、比較的大きな部位でした。さらに、そこには僧帽筋、広背筋、上腕二頭筋、大腿四頭筋、総指伸筋、腓腹筋等々、頻繁に名の出てくる著名な筋肉ばかりです。
数年前から発声と喉の研究を始めましたが、喉周辺ほど複雑で細かい筋肉は他の箇所にはありませんでした。
解剖や生理に関連する耳鼻咽喉科学や音声学の難しい専門書籍は多少ありましたが、ボイスメンテナンスに有用な文献は非常に少なく、理論構築と技術習得に相応の時間と労力を要しました。
知れば知るほど喉は『生き物』であり、唯一無二の結論には至りませんが、ここでこれまでの成果を皆さまにお伝えできるのは至福の極みでございます。 
発声のメカニズム
これまで『パフ理論:呼気時に声帯が開閉して声門上部の空気中に振動活動を起こす気流が生じて声になる』、『神経クロナキシー説:声帯が振動する割合と神経インパルスが喉頭の筋組織を刺激する割合とが関連しあって声になる』と発展してきたが、最新の有力説は『空気力学‐筋弾性説』だそうです。
これは、披裂軟骨に結合している筋群が声帯を内転させ声門(声帯の間にあるすきま)が狭くなります。
次に、気管からの呼気は声帯と声門に当たる。
圧力が高まって、呼気は声帯をすり抜け、それにより声門下は再び陰圧になって声帯は内転します。(ベルヌーイ効果)このことから声門で受ける抵抗は少しずつ増して行きます。そして、耐えきれなくなった声帯は瞬時に離れて呼気が放出され、一連の行動が規則的に繰り返されます。呼気の急流が上気道で気圧の障害波(音圧波)を生じさせたとき原音が生じるのです。
これが『空気力学‐筋弾性説』の発声メカニズムです。
解剖図とにらめっこしながらイメージしてみても、すぐに理解できないほどの難しい理論でしょう。
声帯で生じた音は喉頭原音と呼ばれ、軟部組織の声帯が“ブォー”と力無く鳴るだけ。
喉頭原音は(息と共に)上行して口や鼻などから声として出て行きます。それまでに喉頭室、喉頭前庭、咽頭、鼻腔、舌などの器官が、からまった縄のように関係しあって構音や調音、つまり音を味付けします。
つまり、軟部組織の形を駆使してさまざまな音を生み出すことにほかなりません。
以上のことから、完全に解明されていないのも主因ですが、甲状軟骨内にある声帯や内咽頭筋を直接コントロールして、より良い声を得るような手段を模索するのはかなり困難であると考えられます。
そこで、当院では発声のメカニズムを明確に説き明かすことが主眼ではなく、喉周辺の筋肉にさまざまなアプローチを施して、美声の獲得や歌唱力のアップを目的としました。
そして、顎関節の柔軟性、胸鎖乳突筋・輪状甲状筋・胸骨舌胸筋のストレッチと筋力アップ、舌骨のポジション効果、大・小菱形筋や広背筋の活躍、息の流れと姿勢など、多様なスキルアップノウハウを開発しました。
これらを達成したとき、得られる美しく輝く声を『アクティブボイス』と命名しました。
アクティブボイスを獲得するための施術をボイスメンテナンスと言います。
クラリネットやオーボエのような木管楽器を思い浮かべてください。
特徴は、シングルまたはダブルの振動版リードを楽器の先端に設置して奏者の口から息が吹き込まれます。
これらの楽器はリードを付ける先端部分、その下の指孔のない短い部分、指孔がある調音する長い本体部におおむね3ピース以上に分解することができる品が多くあります。
このリードだけあるいはリードの付いた先端部だけを取り出して鳴らしてみると、誰もが知っているきれいな音ではなく、“ブォー”と愚音が聞こえるだけです。
まさに声帯での喉頭原音と同じです。
次に、その下の指孔のない短い部分をジョイントして吹いてみると、先ほどよりは整った音になりますが、依然平たくつまらない音です。
最後に、指孔のある部分をセットして吹けば、豊かな音が聞こえるのです。
今度は弦楽器であるギターやバイオリンで考えてみましょう。
弦楽器の名のごとく弦を使用して発音しますが、ギターは指やピックで弾き、バイオリンは馬の毛の弓で弦をこすります。
弦だけを取り抜いてピンと張り、それを弾いたり弓でこすったりしても、通常耳にするような豊かな音は再現されません。小さく“ビンビン”または“ギーギー”と寂しく鳴るだけです。
ギターでは、響孔のあるくびれた胴(響板)がなければ、またバイオリンではf字孔のある中空の共鳴胴がなければ、正しい音は鳴らないのです。
ピアノはどうでしょう。
ピアノは、ケース内部にあるハンマーで弦を打つ鍵盤楽器です。
同様に弦だけ取り出してピンと張り、ハンマーで打っても、誰もが良く知るピアノ音にはならないでしょう。
ピアノは響板とケースがなければなりません。
その他、トランペットのような金管楽器でも同様。
つまり、すべての楽器の音源は他愛もない小さな音ですが、共鳴させる空間や板や胴が存在してこそ、音色の豊かな個性ある楽器となり得るのです。
人間の声も同じです。
音源である声帯の喉頭原音が喉頭室、喉頭前庭、咽頭、鼻腔、舌などによって共鳴し音色をつけて最終的に発声されるのです。
もう一度バイオリンで詳しく検証してみましょう。
バイオリンには、乾燥させたスプルース材(エゾマツの類)の表板、乾燥させた楓(かえで)材の裏板、横板、ネック、指板、ペグ・ボックス、ペグ、ブリッジ、テールピース、f字孔などの部分があります。
表板、裏板、横板をはりあわせて、中空の共鳴胴が作られます。
共鳴胴の内部には、ブリッジの右の根元に魂柱(うすい木片)がはめられ、表板と裏板を支えています。
表板の裏にはブリッジの左側に細長いバス・バーが貼られています。
魂柱とバス・バーは音の伝達にとって重要であると同時に、楽器の強度を増す役目があります。
弦はテールピースに固定され、ブリッジにのせ、指板の上に張り渡されてペグ・ボックスに至り、ペグ・ボックスで弦は音高調整のためのペグに巻きつけられます。
奏者は左手の指で弦を指板に押し付けて、異なる音高を出すのです。
正しい角度に弓を構え、ブリッジの近くで弦をこすると、弦が振動して音が出ます。
前述の説明文を元にバイオリンの発音構造と人間の発声構造を比較してみましょう。

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ここで、演奏技術とか高級品とかは除外し、一般的なバイオリンの音色を変える、つまり良い音を出すにはどこに重点を置けばよいでしょうか。
弦や弓を最高品にしても大きく変化しないのは明白。
スクロール、ペグ、ブリッジ、テールピースなどの部品を交換してもそれほど効果はないと考えられます。
やはり、表板、裏板とf字孔の胴全体が関与しているのは火を見るより明らかですよね。
この部分の振動率を高くしたり共鳴効果をアップさせたりするのが、全体として良い音につながります。
バイオリニストの垂涎の的であるストラディバリウスやジュゼッペ・アントニオ・グアルネリのバイオリンは胴が名器であって、決して弦ではないはずです。
弦をギュッと張ることのできるしっかりしたペグやブリッジの取り付け。
すなわち、声帯を張るための内喉頭筋の強化と、舌骨付着筋群をコントロールして喉頭を安定させる。
共鳴を促進するバイオリンの立派な胴の製作。
すなわち、声帯より上の共鳴腔を活躍させるための外喉頭筋の筋トレとストレッチング。
このような具体的なボイスメンテナンスをすることにより、あなたの声をストラディバリウスのように美しく鳴らそうではありませんか!



~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-03-07 00:39


ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



3:発声の基礎解剖

ここでは主に発声に関与する構造と機能等を簡潔に紹介します。
より詳しい解剖学や生理学は、専門書を紐解いてください。
発声や構音には大きく次の主な三つの器官が示されます。

1.口腔(こうくう) 2.咽頭(いんとう) 3.喉頭(こうとう)

≪1.口腔≫
口腔は上顎骨、下顎骨、口蓋骨から成り立ち、その中に歯、口蓋、舌が存在します。
また、唾液などを分泌する耳下腺、顎下腺、舌下腺などがあります。
口腔は咀嚼、嚥下、言葉の構成などの役割を担っています。

口 蓋 
口中の天井で、前方3分の2が骨の部分で硬口蓋と呼ばれ、後ろ3分の1が軟部組織からなる軟口蓋があります。
特に軟口蓋は、発声時は上下に動き、共鳴を左右する重要な部分です。

舌 
舌は筋組織で、舌尖、舌背、舌縁、舌根に分れています。
舌は味を感じる器官として有名ですが、舌の存在と動きが発声時の響きに大いに関与していると当院では考えています。

≪2.咽頭≫
咽頭は上咽頭、中咽頭、下咽頭に分かれ、嚥下や構音さらに扁桃による免疫機能に関係します。

上咽頭 
頭蓋底から口蓋の移行部の高さまで。

中咽頭 
上咽頭の下で、喉頭蓋谷の底部まで。
口腔と咽頭の連結部分となり、最も狭い空間。

下咽頭 
口蓋谷から食道まで。

≪3.喉頭≫
喉頭
喉頭は気管と食道の分岐点付近にあります。
ここで、発声にかかわる重要な軟骨と筋肉を列挙し、簡潔に解説してみましょう。

甲状軟骨 
二枚の板状が結合。
輪状軟骨 
背後が高くなっている輪状の軟骨。
披裂軟骨 
ピラミッド形で輪状軟骨の後部に存在。
この披裂軟骨が動くことによって声帯が緊張したり弛緩したりします。
内喉頭筋 
内喉頭筋は咽頭にある軟骨をつないで声帯の動きをつかさどる。
甲状披裂筋 
甲状軟骨と披裂軟骨をつなぎ、披裂軟骨を前方に移動させ声帯の緊張を高めます。
輪状甲状筋 
垂直部と斜部に分れる。
輪状軟骨弓を挙上し甲状軟骨板を下降、輪状甲状間を短縮させて声帯を引き伸ばします。
高音を発声する際のとても重要な筋肉。
外側輪状披裂筋 
輪状軟骨弓の上縁から披裂軟骨突起の前縁までで、声帯を閉じる働き。
後輪状披裂筋 
輪状軟骨板の後面から披裂軟骨へ。披裂軟骨の回線と傾斜によって声帯を開きます。
披裂筋
二つの披裂軟骨をつなげ、披裂軟骨を近づけることによって声帯を閉じる役目。
声帯筋
甲状披裂筋と共に輪状甲状靭帯から披裂軟骨へ。
声帯の伸展を調節します。(発声時のピッチに関与)
外喉頭筋
外喉頭筋は胸骨や舌骨と喉頭を結び、舌骨下筋群と舌骨上筋群に分けられます。
舌骨下筋群
胸骨舌骨筋
胸骨柄から舌骨へ。
咽頭と舌骨を引き下げ、舌骨を固定。
胸骨甲状筋
胸骨柄から甲状軟骨板へ。
喉頭と甲状軟骨を引き下げます。
甲状舌骨筋
甲状軟骨から舌骨へ。
喉頭と舌骨を引き下げたり甲状軟骨を持上げたりします。(甲状軟骨も舌骨も骨格に固定されていないため、上下どちらへの動きも可)
肩甲舌骨筋
二腹に分れ、肩甲骨上縁から胸鎖乳突筋の下面で腱になり、ここから舌骨へと向っています。舌骨を固定し、舌骨と喉頭を引き下げます。
舌骨上筋群
舌骨挙上筋は厳密に言えば喉頭ではありませんが、喉頭に影響を与えるので外喉頭筋とされています。
茎突舌骨筋
側頭骨の茎状突起から舌骨へ。
舌骨と舌根を持上げます。
顎二腹筋
二腹に分れ、乳様突起‐舌骨‐下顎と結ばれている特異な形の筋です。
舌骨と舌根を持上げ、舌骨を固定します。
顎舌骨筋
下顎(下顎結合より第3大臼歯まで)から舌骨へ。
舌骨と舌根を持上げ、口腔底を持上げます。(舌骨が他の筋肉の影響で固定されているときは下顎の下制)
オトガイ舌骨筋
下顎のオトガイ棘から舌骨へ。
舌骨と舌を持上げます。

声帯
人間の喉頭には、二対の声帯があります。
一対は喉頭蓋軟骨から甲状軟骨の角までひろがっている仮声帯で、物を飲み込んだとき声門を狭くします。仮声帯の下には披裂軟骨から甲状軟骨の角までひろがっている真の声帯があります。筋肉が披裂軟骨を体の中央へ回転させる(声帯をゆるめて長くする)と低い音に、体の両脇の方へ回転させる(声帯を短くして緊張させる)と高い音になるので、自由に音のピッチをコントロールできるのです。
甲状軟骨板の角度が声の高低を決めます。
声帯構成にはさまざまな観点がありますが、ここでは三層に大別します。

以上のように、喉周辺の器官組織は微細で複雑な構成を成しています。
どんなに小さい筋肉でも重要な役割があって、発声に関与しているのです。何気なく生活していると、通常「声は勝手に出るもの」と思ってしまいますが、人に聞かせて影響を与える声を出すには、それ相応のメンテナンスが必要であるのも理解できるでしょう。

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# by aida-voice | 2008-03-07 00:38

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2:なぜ、声の良い人は得をするのか?

すでに声は武器になることが分りました。
美声が人を魅了することに異論はないでしょう。
その他に、どのような良い点や得する事柄があるのか、ここに当院で施療した患者様からいただいたお言葉を次に掲げます。

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これらはどれか一つだけが改善されたのではなく、複合的に関与しながら顕著に感じられた一事象を語っています。
それにしても「異性からモテルようになった」とか「オーラが出てきた」という評価はとても面白いものですね。
そう、声が直接関与するとは考えられない出来事までもプラスに転じて降り注いでくる。
逆を思うと空恐ろしくなってしまいます。
やはり、ポジティブな意識は、当事者に大いなる自信を持たせます。
その自信がさらに声を豊かに輝かせるのです。
息に感情が乗り、声も歌も最高に素晴しくなって人を陶酔させます。
あなたも、より素晴しい人生を送るために、アクティブボイスを獲得しようではありませんか。





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# by aida-voice | 2008-03-07 00:21


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既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
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1:ステキな声や歌声は人生をも変える

≪声は最強の武器だ!≫
以前、ベストセラーとなった『人は見た目が9割』(竹内一郎著、新潮新書刊)の中に、アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士の実験結果が載っていました。人が他人から受けとる情報(感情や態度など)の割合について、顔の表情が55%、声の質、大きさ、テンポが38%、話す言葉の内容は7%であると記載されています。
これは、友人同士あるいはビジネスで話をしたり応対したりするとき、人は相手の顔を見て一瞬に半分以上を勝手に判断してしまうことを意味します。
その次に、声を聞いて決めるのです。
これが約4割を占めるのですから、声の重要さを再認識してしまうでしょう。
話す言葉の内容はたった7%にしか過ぎないのです。この低い数値には多少驚かされますが、よく思い起こしてみれば、皆さんもこのことには十分納得できるはずです。
話の内容はさておいて、自分も他人も顔と声だけで「この人は良い人だ」「この男は何か企んでいるな」「穏やかで素晴しい女性だ」などと、無意識のうちに大方決めこんでしまっているのです。
そこで、人から好かれたり気に入られたりする最善の方法の一つとして、顔を良く見せ、かつ、ステキな声で話しかけることが挙げられます。
まず顔ですが、顔の造作は産まれ持った個性と歴史があるため、美容整形などで治療しない限り大きな変化は難しい。
ただ、ある人はイケメンの木村拓也さんの顔が好みであり、ある人は燻銀の北野タケシさんの顔が好きというように意見が分かれます。
また、「君は菅野美穂さんが美人だと思うようだが、僕は小雪さんが最も美しいと思う」などと言う人もいるでしょう。このように、人それぞれ他人の顔付きの個性を受容する能力が存在します。
したがって、絶対的完璧な美女や美男子が決まらないのはこのためです。顔そのものを大きく変えて世の中のすべての人から好かれるようにするのは不可能です。まあ、美容整形のドクターにお願いして、より大勢の人々から賞賛される顔になるのはやぶさかではありませんが。
そこで、顔の作りではなく、顔に関連して、必ず評価されたり認知されたりする方策があります。
それは『表情』です。
当院で、声と顔の実験をしてみました。
まず、数名の被験者の一人に、喜怒哀楽を感じていない心境を保ってもらいます。
これをゼロポジションの表情として、さまざまな要求に応じた声を出したときの顔付きを、どのように感じたか、他の被験者が考察します。
例えば、声を明るく発すると顔の表情がパッと明るくなる。
反対に、無理矢理沈んだ声をだすと顔も暗く曇った表情になる。
功を成しえた立派な声をイメージすると顔付きが引き締まり、姿勢が良くなるなどです。このような同じ実験を次の人に行います。
それらのデータを基に、声の特徴と表情の変化をまとめました。
ここで、表情に対する表現は多種多様に表されたため、表情研究がメインではないこともあり、あえて大きく二つに分け『明るい顔付き=ポジティブ』と『暗い顔付き=ネガティブ』としたのです。
以下にその声の特徴と表情の変化の結果を載せます。

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さらに、低い声と高い声についても述べておきましょう。
聞き心地の良い低音や高音は、ポジティブのカテゴリーに属し、人によってその音域の範囲が大きく異なっていました。
ある人には胸の透くような爽やかな高音に感じても、違う人にとっては耳障りな雑音でしかないようです。
したがって、最低音や最高音は判断基準が曖昧になるため、当該実験では割愛したことをお伝えします。
これらのことから、表情があって声の質が変わるのでなく、声を変えるから表情が変化するのです。加えて、心の状態までも多少関連してくることに着目すべき点です。
ポジティブな声を発すれば、多くの人に好かれたり信頼信用されたりして、他者に安心感と誠実さをアピールすることができます。
著名な占い師や、今流行のスピリチュアリズムの先生や、アニメの有名な声優さんなどの音声と彼らの成功を調べてみますと、もれなく前述のノウハウが当てはまることに驚きを禁じえません。
このような事実を知れば、『声は最強の武器だ!』と豪語したのもうなずけるでしょう.
この声こそ、アクティブボイスです。
ボイスメンテナンス研究の會田ボイス整骨院では、皆さんの声や歌声を良くするボイスケアを日夜研鑽しております。




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# by aida-voice | 2008-03-07 00:02

ボイスケアとは?


まず、自分の喉を知ってください。

どんな声が出せて、どのような状態なのか、などなど…

エリートの楽器演奏者は、自分のピアノやバイオリンや
ギターやドラムの状態を十二分に理解しています。

一流の自動車レーサーは、自分のマシンを熟知しています。

プロのスポーツ選手は、自分の肉体能力を見極めています。

あなたは自分の喉を本当に知っていますか?

実際、歌手や俳優やTVアナウンサーなど
声を商売道具としているのに
喉をケアしない無頓着な人が多いのに驚きます。

優秀な演奏家もドライバーもスポーツ選手も
使う楽器や道具(身体)は最高性能品を求めます。

さあ、世界で唯一の楽器であるあなたの喉を
素晴らしい性能に仕上げましょう。

會田茂樹は、そのお手伝いをします。

耳鼻咽喉科医は、声帯を診て声の治療をします。

會田茂樹は、外皮(皮膚)から声を良くしていきます。

声帯は筋肉と粘膜でできています。

その声帯を動かすのは甲状軟骨(のどぼとけ)周辺にある筋肉なのです。

喉頭には細かい筋肉が多く集まっており、それらが複合的に
動いて声が作られます。

その一つひとつを探り出してケア(施術)することで声は変化します。

喉頭の筋肉が、硬く可動性がなかったり、筋力が弱かったりすると
美声は生まれません。

會田茂樹の絶妙な手技と施術で、あなたの喉に
リラクゼーションを与えたり、トレーニングしたりして(呼吸法も含む)
声を極上に調整します。

會田ボイス整骨院(ボイスケアサロン)は、
フィジカル面からアプローチして声を良くする
日本でただ一つの声専門の機関です。



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# by aida-voice | 2008-03-06 19:02

声の夜明け・・・


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≪良い声への入り口≫
 


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喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 

 
# by aida-voice | 2008-03-06 18:53

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これから、外皮より攻究する「喉と声」の最先端情報をお伝えしていきます(更新は不定期)

発声や音声医学は未知な部分が多く、これからの研究が待たれる分野です。よって、当ブログは医学的に認証された内容ではなく、仮説も含む私論を率直に書き綴ったものです。その点をご考慮いただき、気楽にお読みくださいませ。

また、過去にさかのぼって、會田整骨院およびボイスメンテナンス研究所の内容、病院での専門外来の様子、旧HPおよびブログの情報も適時記載します。



お知らせ:喉ニュース内容に関するメール(質問や間違い指摘)をいただきますが、これは仮説を含む私論のため、読むこともお返事を差し上げることも一切無い旨を通達させていただきます。また、施術内でも、喉ニュースの質疑応答は受け付けません。ご了承ください。



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≪日本で保有する耳鼻咽喉科は少ないと思われるドイツ製の精巧な喉頭模型≫
可動式の大型模型のため、声帯の動作状態・表声と裏声の違い・輪状甲状筋の動きなどが一瞬に理解できます。当院にてご覧くださいませ。 



會田ボイス整骨院
ボイスケアサロン 
會田茂樹(あいだしげき)



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★声の5大原則
① 声は、声帯を含め、すべて筋肉から作られる
  (喉にラジオや iPod など機械は入っていない!)
② 声帯は、筋肉と粘膜からなり、声帯の筋肉は自分では動かない
  (喉の筋肉とベルヌーイ法則で動かされている!)
③ 実は・・・、声の良さは、声帯よりも、その上位にある共鳴腔で決まる
  (特に咽頭共鳴腔が大切!)
④ 共鳴腔をコントロールするには、喉の筋肉に柔軟性がなければならない
  (日本人の多くは硬い! 運動能力アップ・筋力強化は柔軟性獲得後に!)
⑤ 歌が上手か下手かは、フィジカル(喉の運動能力)と、
  テクニック(歌の技術)と、メンタル(精神や歌心)の、掛け算(積)によって決まる
* なお、メンタルは、アーティスティック(芸術性)やセンス(感性)と置き換えてもOK





思い通りの声を出すために、喉頭の環境を整えましょう。
発声はある種のスポーツです。






會田ボイス整骨院では、発声を運動ととらえ、その基礎能力を高めるのを目的としています。喉の病気や声の不調は医師や言語聴覚士に、発声テクニックや歌の練習は音楽教師やボイストレーナーにご相談ください。會田茂樹の施術だけでは、歌がうまくなったり病気が治ったりするものではありません。
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追記:当院には、白金台サロン (港区白金台3-18-10) と目黒サロン (上大崎4-1-1) がございます。白金台サロンはボイスケアが主で、目黒サロンは特別施術のほかにオペラ視聴覚研究・会議室・研究室(声を良くする商品など)・おもてなし空間・倉庫の役目があります。さらに、『日本ボイスアドバイザー協会』 の事務局でもあります。白金台サロンは窓一面に自然教育園の木々が見られ、目黒サロンは天井から足元まで窓一面に東京の景色が見られます。
※目黒サロンは平成23年5月31日をもって閉鎖しました。平成23年6月1日から、旧来からある白金台サロンを白金台第一サロンと呼称し、それに隣接する白金台第二サロンが誕生しました。白金台第一サロンは主に施術室として、白金台第二サロンは主に会議室・講義会場・研究所・作業場として機能しています。
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白金台サロン(VCS1)の室内から見える景色
 
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目黒サロンの室内から見える景色
 
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白金台第二サロン(VCS2)の室内から見える景色
 



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Detailed voice dictionary
 
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# by aida-voice | 2008-03-06 14:57