<   2016年 07月 ( 41 )   > この月の画像一覧

2500記事


喉ニュースの記事数が2500を突破しました。
毎日、休みなく書いたとしても・・・
2500÷365日=6.8年
この先も熱血記事を書き続けます。


e0146240_1954425.jpg
 






喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 




 
by aida-voice | 2016-07-31 06:23


よく「喉の筋肉を、自分でストレッチしたりマッサージしたりしていいですか?」と問われます。
そこは自己責任としか答えようがありません。
喉のストレッチングやマッサージには、他筋にないリスクがあるのです。

①小さく弱い発声関与筋は簡単に傷ついてしまう
②無理に伸ばすと防御反射で逆に筋肉は硬くなる
③感覚も鈍麻ゆえ過剰な力を加えやすい
 

ご自身の発声関与筋を正確に探り出せるひとは問題ありませんが、それ以外のひとは手を出さないのが無難だと考えます。
自己流に行って、筋損傷を起こしたり、ますます硬くしたりして、挙句、困り果てて来院するひとが非常に多い現実に警鐘を鳴らしたいと思います。



e0146240_8464177.jpg
 





喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 



 
by aida-voice | 2016-07-29 08:48

Past Article Reorganization 

ギタリストが「ギターが鳴るんじゃなくて、俺の体から音が放射されるんだ」、ドラマーが「ドラムが響くのではなく、その振動が身体伝わり、奏者の背中から音が出るように叩きなさい」と言っているのを聞いたことがあります。
本当に体からギターの音が放射されると思いますか?
本当に背中からドラムの音が聞こえてくると思いますか?
ギタリストやドラマーの体や背中にはスピーカーが仕込まれているのでしょうか?
これらはイメージです。
このイメージ通り表現、つまり、演奏できれば素晴らしい音が完成すると言うことですよね。
でも実際には、ギターの弦が音を作りボディが響き、ドラムのヘッドが音を作りシェルが響く。
もし、ボディやシェルの中に新聞紙や雑巾をパンパンに突っ込み空間を無くした状態で演奏したら・・・
やはり響かない結果は、想像に難くないでしょう。
それでは声は?
声帯が音を作り、共鳴腔が響く。〔5つある共鳴腔で最も重要なのが咽頭共鳴腔〕

もし、共鳴腔が無かったら・・・
①声量が落ちる
②声が小さい
③こもった声
④ガラガラする
⑤ピッチが不安定
⑥息が浅くなる
などの状況を呈するでしょうね。

ところで、ヒトの共鳴腔の容積が減る原因は?
A:生まれつき共鳴腔が小さい
B:病気(喉頭がんなど)
C:LDP 〔喉頭深奥ポジション〕
AとBは優秀な医師にご相談ください。
最も多いケースがCのLDPですね。
LDPは、ギターのボディやドラムのシェルの内部に異物を入れて容積を減らしているのと同じ。
なお、LDPは喉の筋肉の癖ですから、病気ではありません。
存在や動きの感覚を伴わない喉頭の筋肉が硬くなりながら奥(頚椎方向)に向かった結果、咽頭共鳴腔をつぶし、その状態が固定化されてしまう。
けれども、そのまま放置しても問題なし。
声は出ます。(喉が詰まったように感じるひとが多い)
息もできます。(呼気吸気の流量は若干減ります)
嚥下・摂食も大丈夫。(ときどきゴリッとクリック音が鳴るケースもあります)
何の心配も要りません。
ただ、良い音〔声〕から遠ざかるだけです・・・



e0146240_5485626.jpg
 






喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 



 
by aida-voice | 2016-07-28 05:52


発声にかかわる軟部組織はあまり感覚を持っていません。
筋肉の動きの感覚も、皮膚の痛みの感覚も少ない。
したがって、「歌い過ぎて喉が痛い」と感じた時点で、相当酷使したことにほかなりません。
これでは、時すでに遅し。
回復に時間がかかる。
そこで、調子が崩れる前に止める勇気が大切になります。
また、どのくらいの量および時間を歌い続けると不調になるかを事前に知っておくことも重要です。
やはり、調子が良い時ほど練習を早めに切り上げるのは、声の曖昧さゆえの先人の知恵なのです。




e0146240_5514564.jpg








追記:適切なボイスケアを受けると、①発声運動の疲労回復が早くなる、②声のスタミナが増す、③ウォーミングアップが短時間で済む、など各種発声能力が向上します。





喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 



 


Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 
by aida-voice | 2016-07-27 05:55

声の短問短答【続編】435

「高音のときの息は少ないほうが良いの?」

わたしは音楽教師でもボイストレーナーでもないため、歌唱テクニックに関して述べることはありません。
この質問には歌唱法も含まれるので多くは語りませんが、発声運動学の面からお答えします。
基本的に、おっしゃる通りです。
輪状甲状筋を使って輪状甲状関節を屈曲させ声帯ヒダをしなやかに伸ばし高音を出します。
ところが過緊張性やLDPのひとは輪状甲状関節が硬くなって動きが悪いため、声帯ヒダを伸ばすことができません。
そうすると、声帯筋を固めて高音を出してきます。
声帯ヒダを振動させるのに相当の呼気が必要になってくる。
この状態で息が少ないと、声の生成は不可能。
結局、一生懸命に息を吐き、喉にも過剰な力が加わり、ますます悪循環に陥ります。
高音になるとブレスが短く「ハー、ハー、この曲は難しいなぁ~」と嘆息する方はご注意ください。



e0146240_4343569.jpg
 





追記1:基本的にと書いたのは、声帯筋を固めた高音を主とした歌唱法も存在するからです。つまり、病気や異常でない限り、声の出し方や声質に良い悪いはないのです。すべて個性や芸術の範疇。まずは、多くの人々が「ステキな声」「美しい高音」と感じる音声生成法を獲得したのち、自己表現法として諸般変化させていくのはありだと思います。これってパブロ・ピカソみたいな・・・





追記2:大勢の喉と声を検証した結果、輪状甲状関節を十分に使って柔らかく美しい高音を出せる歌手は、声帯筋を固めた硬い高音も出せる。逆に、声帯筋を固めて高音ばかり発している歌手は、LDPや発声時過緊張によって輪状甲状関節が動かない。つまり前者はさまざまな表現の高音が可能になり、後者は金属音的な単一の高音となるようです。






喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 



 
by aida-voice | 2016-07-26 04:35

Past Article Reorganization 



下の写真を見てください。
今回は触診の様子。
この方の輪状甲状筋は、筋力が発達して筋腹が盛り上がり、正確な場所と形状がわかります。
そう、触るとプリプリしてる。
どんな感じかって?
そうですね、最高級の仙台笹かまぼこを触っているような・・・
形状も似ていますしね。
ただし、大きさは極小ですよ。
筋肉の長さは1~2㎝程度。
個人差大です。
最下絵で、わたしの親指と筋肉の大きさを比較してください。
なお、努力で筋腹を太くすることはできますが、筋長を伸ばす(成長させる)ことは無理。
さらにこの方の輪状甲状筋は、斜部と垂部も判別できるほど素晴らしい。
お見事です!



e0146240_15502228.jpg
 



追記:複数の摘出喉頭〔解剖は医師〕から、輪状甲状筋の大きさ・形状・筋厚・筋硬度・走行具合など徹底的に調べました。わかったことは、個性がやたらあること。一人として同じものはありませんでした。今回は走行具合に関して。下絵は触診時の摘出喉頭を描いたもの。この方の輪状甲状筋の斜部と垂部は、辺縁でやや重なるように存在していました。その他のケースとして、完全に離れているものから筋幅の半分以上が重なっているものまで、本当にさまざま。究極は、細心の注意を払いつつ解剖しても、垂部と斜部の判別が無理だったものもありました。やはり、外皮から垂部と斜部を探り当てるのは至難の業であることをあらためて思い知らされました。ますます指先の練磨を成し遂げなければ・・・


e0146240_020619.jpg
 





喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 




 
by aida-voice | 2016-07-25 00:18

Past Article Reorganization 



下の写真〔figure1〕を見てください。
まずは一般的な検索法。
輪状甲状筋の起始停止を考えます。
起始は輪状軟骨の外側面。
そこから筋線維は二手に分かれます。
そう、斜部と垂部(直部)に。
斜部の停止は甲状軟骨下角前縁。
垂部の停止は甲状軟骨板下縁。
模型や解剖図を見ながら位置を確認すると良いでしょう。〔figure2〕
示指で輪状甲状筋の中心部を指し示しました。




e0146240_17142154.jpg
 
figure1
 


e0146240_17144391.jpg
 
figure2
 







喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 




 
by aida-voice | 2016-07-25 00:17


Past Article Reorganization 


下の写真を見てください。
現在、Singer&Radio DJ として活躍している〇〇氏の喉です。〔ご協力に感謝いたします〕
生まれつきの優れた喉頭とアプローチ&トレーニングの結果、自由自在なピッチ性能を手に入れました。
通常、外皮から輪状甲状筋を判別するのは難しい。
触診をしなければ、正しい位置を知ることはできません。
ただし、輪状甲状筋上の複数の軟部組織に阻まれ、精密な触診でも不可であることも多い。
この方の輪状甲状筋は、筋力が発達して筋腹が盛り上がり、正確な場所と形状がわかります。
そう、触るとプリプリしているほど。
さあ、どこにあるのでしょう?




e0146240_0501812.jpg
 





追記:咽頭共鳴腔の存在も認知できるほど舌骨体の位置もGOODですね。中音域から高音にかけての響きや音色の艶が増しているはず。喉(外喉頭)を見れば、声に関して、いろいろ読み解けます…






喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 




 
by aida-voice | 2016-07-25 00:15

Contribution

発声運動に関する知識豊富なN先生(ボイスアドバイザー)からご寄稿いただきました。
原文そのまま掲載します。





「声を出していると自然に掠れていく。」
「声を出すことに力がいる」
「喋る度にノドに何か引っかかっている感覚があって咽を繰り返している」

ある時から声に関する違和感は治らず
風邪かと思って医者にかかるも「問題なし」の診断。
自分でも半分諦めていました。

2年前の初春、すでにボイスケアサロンに通っていた友人に薦められるがままに初めて此方に伺いました。

初めての事に緊張してしまいましたが、先生の笑顔とはっきりとした声に安心して会話が出来……と何か違和感が…
先生が喋った私の顔ではなく喉を見ているのです。そして5分程して急に先生が「わかりました」の一言。

突然の事に私の頭には?が浮かぶばかりです。
「な、なにが分かったんでしょうか?」
すると先生は「喉が硬くなっています」と。
結果は喉ニュースにも良く挙げられています「LDP」であるとの事。

私の場合、発声時の咽頭周辺筋の硬度を測定すると「68」ありました。
通常の人は「20」程度、声の出なくなるほどの硬さになっている人で「70」以上との事に驚愕。
…あと一歩で声が出なくなる!?一気に私を不安が襲いました。

ですが、先生は「元のあなたの声に戻る事は可能です!いや、それよりももっと良くしましょう!」と励ましてくれました。
ただ、その時点では医者も半分さじを投げた事実があったため私も半信半疑の状態です。

しかしそんな自分の不安や疑問も一気に吹き飛ぶ事がその後に待っていました。
連れて行かれたのは防音室。その中でまず声を出すよう言われました。当然ながら何か喉に詰まったような声。
次に先生の手で舌骨および甲状軟骨が引き出され、その状態で再度発声するように言われました。
「これで何か変化があるのかな」と思いながらも先ほどと同様に発声。

……声が飛んだ

何の力も入れずとも声が軽々と出てくるのです。この時の驚きは忘れられません。

その後、初の施術。5つの行程があり全て一通り終わる頃になって「これで少しは良くなったのだろうか」とまたも半信半疑に。
そんな事を考えながら施術の最初に頂いた水を飲みました。

……咽ました

自分が思った以上に一気に水が喉を通り抜けるのです。衝撃と共に自分の喉はそれほどの変化を起こしたのかとびっくりしてしまいました。
喉が拡張されてしまった感覚がありました。そして、そのまま防音室へ。
もう疑心暗鬼になるような事はありません。先生に声を出してみましょうと促され発声。
そこには詰まりのない本来の声がありました。

残念ながら声を出すときの癖がついているので翌日になれば元に戻ってしまうとの事。

仰られた通り次の日には元の掠れ声に戻ってしまいましたがそれから月に1回のペースで通い(現在では月に0.5回)
現在は硬度が「20」を下回るところにまで至る事ができました。
声の出しづらさや掠れ、篭りはもうありません。

声が思い通りに出るという事はこんなに素晴らしいものなのかと毎度感動しております。
同時に、早くに此方のサロン、先生、スタッフの方に出会えた事は幸運であったと感じております。

声は他人に感動を与える力がありますが、同時に自分の支えになるものであると思います。
そんな声をより良くしていくよう、これからも通院を続けようと思っていますので
どうか宜しくお願い致します。



e0146240_9192177.jpg
 




 
by aida-voice | 2016-07-22 00:15

声の短問短答【続編】434

「ボイスケアサロンにとても興味があり行きたいんですが僕にはちょっと敷居が高いような気がします」

同じようなご意見を多くいただきます。
当サロンには、有名なプロアーチストはもちろん、学生(中高校生も多い!)・フリーター・主婦・会社員まで、そして年齢も10歳から90歳以上までと多岐にわたります。
もしかしたら、あなたの声に関してお役に立てるかもしれません。
なぜ?
毎日、毎時、必死に研究し、命がけで施術に対峙しているから。
結果の保証はできませんが、「あぁ、声が出しやすい」「響きが増したよ」「めちゃくちゃ歌いやすくなった」など、ご満足いただけるものと自負しております。
初検時、最先端の発声医科学と精密検査の説明に、きっと感動するはず。
お任せください!
そして、お気軽にお越しください!




e0146240_2281751.jpg
輪状甲状関節モビリゼーションの様子
 






喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 




 



 





 
by aida-voice | 2016-07-21 00:10