梨状陥凹と喉頭蓋の重要性


人を感動させる歌は声帯ではなく梨状陥凹の空間率が大きく関与しています。
そして、その梨状陥凹の空間率には喉頭蓋がポイントになります。
実際に、喉頭ファイバーで検査しながら歌ってもらうことがあり、優秀な歌手ほど喉頭蓋の動きが機敏でした。
超高音を出すときは、喉頭蓋を筒状に丸め、まるで管楽器のように空間を変化させます。
また、逆に、喉頭蓋の動きが悪い人は発声のコントロールが上手くできていません。
嚥下に必要な喉頭蓋ですが、発声の音色に大いなる関係があったのです。
この部位はまだまだ研究の余地があります。
判明次第ご報告いたします。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
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by aida-voice | 2009-01-12 00:08