無声時過緊張


発声は、筋運動です。
運動である以上、筋収縮と弛緩を繰り返します。
したがって、時には過緊張させながら発声するのは正常です。
ただ過緊張発声が悪い癖のようになっている人は、力の要らない発声時にも力んで声を作ります。
そして、長い間、その発声手法を続けていると、発声していない状態でも筋肉を硬く固めてしまうようになります。
喉頭周辺筋・・・ 特に甲状軟骨翼に付着する咽頭収縮筋や輪状咽頭筋、そして茎突咽頭筋の硬直と短縮で、動きが制限されるのはもちろん甲状軟骨の位置が奥上に入ってしまいます。
Gliding Testでもクリック音や疼痛を得ます。
これこそが無声時過緊張の様態です。
さらに酷い場合は、唾を飲みこむときにも、喉頭からゴリゴリあるいはガリガリと音が聞こえてきます。
披裂軟骨の小角が軟部組織を圧し、頚椎前面部に触れて擦れる音です。
体調、精神的変化、環境によっても変化しますが、過緊張性発声や喉詰め発声と判断された人の73%が、無声時過緊張にも罹患していました。(当サロンでの筋硬度計による現在の検査結果ですが、検査数が増えるにしたがってパーセンテージが上がっていることもお伝えしておきます!)
無声時過緊張は、喉頭内部のインナーマッスルが大きく関与していますから、喉頭専用超音波照射が最大の効果を引き出します。
下咽頭収縮筋および輪状咽頭筋には3MHz100%1.5W5分、茎突咽頭筋は硬度や深度によって異なりますが1または3MHz1.5W50~100%1.5~2W5分がベストだと考えます。
筋感覚の優れた人なら「おぉ、柔らかくなってくる」と感動する人もいます。
その弛緩した状態で、會田茂樹の喉頭クリニカルマッサージとピンポイント・ストレッチングを施せば、無声時過緊張を完璧に取り去ることができます。
即時効果は、なんと98%です!
「あぁ、楽に声が出る・・・」「裏声がきれいに昇っていく!」「やっとミックスボイスができたよ」「声の響きと艶がすごい!?」など初めての素敵な感覚にびっくりします。
あなたも体験してください。
声は、自分と、そして、それを聴く人にためにあります。








ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)









追記:最高の喉状態ってどんなとき? それは「無心」です。歌っている最中に「あれっ、自分の声がまったく聞こえない…、上に上にと昇り宇宙と一体になっている!」このように無の境地に達したとき、観客から大絶賛を受けます。「次の高い音が出るだろうか」「このリズムについていけるだろうか」などと一縷の迷いもご法度です。まさに屈託のない子供のように。無心の子供に敵意や猜疑心を抱く人はいません。さあ、超越した歌と詩を歌ってください。
あると思います!




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無心








~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2008-12-23 00:23