過緊張性発声と低緊張性発声は繰り返す!


過緊張性発声と低緊張性発声は繰り返す!

過緊張性発声と低緊張性発声を繰り返す患者様が多数います。
喉頭周辺筋・・・特に甲状軟骨翼に付着する咽頭収縮筋と輪状咽頭筋、前筋こと輪状甲状筋、喉頭内在筋である後輪状披裂筋、外側輪状披裂筋、斜披裂筋、横披裂筋、甲状披裂筋、甲状喉頭蓋筋、外筋としての胸骨舌骨筋、胸骨甲状筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋のいずれかまたは複数の筋肉を過緊張させた状態で声を乱用したり無理をし過ぎたりして、声の疲労を訴えることが多々あります。(特に、歌手や俳優などの声を使うエリートに多く見受けられます)
気息性発声や小声になります。
声枯れもあります。
声が不安定になるという感覚です。
そう、この状態が低緊張性発声です。
これは、音声衰弱症にも似ています。
発声をひかえたり体調を戻したりすると、徐々に元の声に戻ります。
けれども、再び、悪い癖のように過緊張発声を繰り返しています。
一般的に、過緊張性発声は30代から40代の男性に多いとされています。(日本音声言語医学会出版の書籍より)
しかし、私が感じるには、日本人は、どの年代にも性別関係なく過緊張発声の人が多いのです。
過緊張性発声障害のような日常生活が困るほどの障害でなくても、弱緊張や無声時過緊張は存在します。
そして、過緊張発声の対極として低緊張発声があります。
そう、順番に起こり、検査したときに、たまたま過緊張であったり低緊張であったりします。
本態は、両方の症状を有しているのです。
過度の緊張を長時間続ければ、筋肉は必ず疲れて弛緩します。
喉詰め発声も、過緊張性発声の一部です。
いつまでも力み通すのは不可能です。
多少調子の良い時は硬く張った声、疲れてくると弱くかすれた声・・・
このような症状を繰り返している人は、過緊張発声と低緊張発声のデビルスパイラルに陥っていると考えられます。
そこから脱出するためにも、当サロン(會田茂樹)や、この症例を理解する専門医に相談してください。
あなたの声のためにも必ず!

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice | 2008-12-03 01:49