声帯溝症の謎



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声帯溝症は、文字の如く、声帯に溝ができて声が二重に割れたり掠れたりする症状を呈します。
加齢による声帯萎縮と同族です。
声帯溝症は男性に多いと言われ、年齢もまちまちです。
また、慢性喉頭炎が続いて発症することもあると聞きました。
声帯がうまく閉じないため声門閉鎖不全が起こり、声枯れになります。
詳しい発症原因がわからず、これと言った確定的な治療法もありません・・・
これ以上の溝症に関する詳しい情報は優秀な医師にお任せするとして、私は外喉頭と周辺組織から考察してみたいと思います。


声帯溝症の最大特徴

甲状軟骨と舌骨の間隙が狭い


当サロンには声帯溝症と診断され、手術の適応でない軽度の症状の方から、自家脂肪声帯注射や甲状軟骨形成術を受けても快癒しなかった方まで大勢いらっしゃいます。
そのほとんどの患者様が甲状軟骨舌骨間が狭いのです。
先月、国際医療福祉大学東京ボイスセンター副所長の楠山敏行先生と会食したとき、この驚愕の事実をお話させていただきました。
楠山敏行先生は「そうかもしれない!」と賛同してくださいました。
音声障害に対してほとんどの医師は喉頭ファイバーで声帯しか診ません。
声帯を動かすための筋肉や軟部組織、甲状軟骨や舌骨の位置および形状には無頓着です。
せっかく喉頭ファイバーで観察しているのに、披裂軟骨の微妙な左右差の動きなどには一切気付きません。
しかし、楠山敏行先生は違います。
すごいドクターです!

さて、甲状軟骨舌骨間狭小により、声帯に血液を送る上喉頭動脈の血流が低下します。
その結果、声帯への酸素と栄養供給が不足しますので、声帯萎縮や声帯溝症になり易いのかもしれません。
これらはあくまで仮説ですが、形体の事実は存在します。

当サロンでは、甲状軟骨舌骨間を外皮から眼科手術用キャリパーで計ります。
上喉頭動脈の血流量は超音波計測(エコー検査)します。
ともに非侵襲で体に害がありません。
なお、これらの正常数値の文献は世界中のどこにもないため、当サロンで収集した多くのデータ結果を検証し、すでに規範数値を算出しています。
そして、各種物療と正確な手技で声帯溝症の回復を促します。
実は、甲状軟骨と舌骨の間隙が狭くなる主な原因もつかんでいます。
全員が確実に治るわけではありませんが、溝が小さくなったり消失したりしたケースがあります。(医師による確認済)
これは体質改善に近い考え方ですね。
さあ、声帯可動の環境を整えて声を良くしましょう!






ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)







追記1:ヒアルロン酸入り蒸気吸入で声帯粘膜が湿潤し、滑らかな動きが可能になります。声帯溝症の方は、喉頭ファイバー下で、声帯粘膜が二重に割れ乾燥して見えます。そう、粘膜突端がとても硬そうに見えるのです。これでは気息性嗄声や声枯れが起こるのも当然ですね。溝そのものが治らないとしても、声帯粘膜が柔らかく潤っていれば、両声帯が寄ってくるため、発声が大変楽になります。当サロンの吸入施療で、治ってしまったのかと感じるほどの方もいらっしゃいます。超音波蒸気吸入時間とヒアルロン酸添加量がポイントになります!(ネブライザーではなく吸入器を、医薬品ではなく食品ヒアルロン酸を、使用しています)








追記2:お薬ではありませんが、やはり水分も大切です。溝の存在で、気流量が多いことが予想されます。これによって声帯や内喉頭の粘膜の乾燥が進み、より声がかすれます。頻繁な水分補給が必須でしょう。さらに、炭酸水素イオンが豊富に含まれた天然水がおすすめです。現在、500mlが一本80円から5,000円の水まで、日本どころか世界中の水を集めて研究しています。いずれ発表できることを願って・・・
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一本5,250円(税込)の高額な水!








~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice | 2008-11-28 09:47