旧 會田ボイス整骨院 ホームぺージ ボイスコラム14


ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



14:お手軽ボイスメンテナンス・・・

いつでもどこでも一瞬にして美声になる極意
発声の練習や歌うトレーニングだけでなく、喉頭筋周辺の簡単マッサージやストレッチングにより、効率の良い発声を目指しましょう。
歌や声を披露する本番前や準備に役立ちます。
自分でできるものもありますが、なるべく発声と解剖に詳しい他の人にお願いしてください
≪顎関節のマッサージとストレッチング≫
マッサージにより関節および関節円板の動きを滑らかにし、発声時に共鳴腔を増大させて輝く伸びやかな声を可能にします。

まず、顎関節を捜しましょう。外耳孔の前、または耳珠の付け根にあります。
e0146240_23204219.jpg

口をガクガク開閉すると、やや凹む場所です。



両手の2、3、4指で顎関節の周囲を優しく揉みほぐします。
e0146240_2322778.jpg

顎が垂直に降りるように押し下げながらゆっくりストレッチします。
これらを3~5分続けると、顎関節がかなり柔らかくなります。
さらに、顔の筋肉(咬筋、口輪筋、大小頬筋、眼輪筋、側頭筋など)をマッサージすれば表情に艶が出るでしょう。
e0146240_2325109.jpg
e0146240_23252816.jpg










≪舌骨の筋付着部のマッサージ≫
舌骨に付着する舌骨下筋群と舌骨上筋群の一部をマッサージすることにより、筋緊張を取り除いて柔軟性を高め、フレキシブルな音域と俊敏性を得るのです。
この辺りの筋肉は非常に小さく繊細なため、熟達しなければ的確に探せません。
当院ではそれらの筋肉一つひとつに対してアプローチしております。
喉仏のやや上に硬い骨を触ることができます。
e0146240_2330043.jpg

唾を飲み込む動作で確認しやすいでしょう。
親指と人差し指でつまんだり揺らしたり、この舌骨の上下の部位をゆっくりとマッサージします。
e0146240_23303441.jpg

上に移動して、舌筋周囲のマッサージもすれば舌運動の反応性が向上します。
e0146240_2331895.jpg






≪胸鎖乳突筋のストレッチング≫
喉に直接影響はないが、この筋肉のテンションをコントロールすることで、喉の筋群を動きやすくします。
また、喉頭が楽に下がるようになります。
顔を左右どちらかに思い切り回旋させると、耳後ろから鎖骨と胸骨のあたりまで太く張る筋肉を見つけることができます。
これが胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)。
軽くつまむように、筋肉の全体をマッサージします。
45度くらい首を回旋させ、下顎角を上に向けることによってストレッチします。

e0146240_23344675.jpg
e0146240_2335557.jpg







≪大小菱形筋のマッサージとストレッチング≫
肩甲骨の動きを良くし胸郭を広げて、呼吸と発声時の姿勢に好影響させます。
腹臥位(うつ伏せ)で寝た状態で、肩甲骨の内縁を親指で深く押圧します。
次に、指が肩甲骨の下に入り込むようにマニュピレーションを行います。
肩関節を内転させて肩甲骨が滑って移動するようにストレッチします。
e0146240_23394121.jpg

e0146240_23395724.jpg

e0146240_23401657.jpg





※重要なお知らせ
頚・喉は、甲状腺はもちろん耳下腺や顎下腺、さらには頚動脈、リンパ節、神経叢が存在するデリケートな部分ですから、くれぐれも無茶な素人療法をなさらないようご注意申し上げます。ボイスケアは、會田ボイス整骨院にお任せください。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2008-03-07 23:28