喉ニュース論


よく「喉ニュースって何ですか?」と尋ねられます。

言葉のイメージもサイトの雰囲気も“怪しい”と感じるひとが多いでしょう。

喉ニュースは「外喉頭の筋肉とその動きを研究して声を考える」ブログです。

かなりマニアックですが…

簡単に説明しましょう。

発声に関して、最も重要な事実から。

まずは、喉の中にアンプやスピーカーなど機械類は入っていないこと。

当たり前ですよね。

ところが、わたしたちは無意識に声を作り出しているので、忘れがちな真理なのです。

声の根本は、筋肉と粘膜から成る“声帯”を振動さること。

その声帯を振動させるのが息の力。

これは呼気ですが、それも横隔膜(ほぼ筋肉組織)や肋間筋などがかかわっています。

結局、声って、身体の運動による産物なのです。

まさにスポーツと同じ。

そこで、その運動の様子を詳しく研究し、その運動を高める方法を発表する場が喉ニュースなのです。

ただし、発声に関与する軟部組織は、数も動きも感覚も曖昧で、個人差が非常に大きい特徴があります。

それゆえ、医科学的対象になりにくく、これまで深く研究されていません。

加えて、声を芸術としてとらえたとき、さらに正確な研究が難しくなります。

よって、不確実な内容があるものと真摯に受け止めております。

まれに難しい言葉も出てきますが、肩ひじ張らず「へぇー、そうなんだ…」と、お気軽にお読みくだされば幸いです。

ときには目から鱗が落ちるようなトピックスもありますよ。

実験や研究に膨大な労力(時間と費用)がかかり、次から次へとは発表できませんが、休まず弛まず書き続けていきますので、今後ともご期待ください。





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 會田茂樹|あいだしげき 




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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2018-02-13 04:56