痙攣性発声障害外転型の「は」の息抜けは、呼気のパワーと声門コントロールでカバーせよ!


声門を開いたまま息を流せば、誰でも「はぁ~」とできますよね。

これを利用し、呼気のパワーを高め、声門コントロール性能を獲得すれば、外転型の「は」の息抜けを乗り越えることが可能になります。

詳しくは、実際のアプローチの中で詳解しますね。

なお、何度も繰り返しお伝えしていますが、当サロンのアプローチは、病気そのものを治すのではなく、声を出しやすくしたり声質を高めたりして、辛い発声環境から脱却するための運動能力を培うのが目的です。

グングン改善するひともいれば、まったく変化が起きないひともいます。

そう、試してみなければわからない。

やはり、声は、発声関与筋(声帯ヒダを含む)による運動の産物なのです。

どんなに努力しても、逆上がりができなかったり、自転車に乗れなかったりするひともいるわけですから・・・





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追記:この発声法の特徴は、ベルヌーイの定理(下絵参照)を利用していること。呼気と声帯ヒダをうまく使うことで、求める声の瞬間に声門をタイミング良く閉鎖させることができるようになります。それには、まず、外喉頭筋群の柔軟性が必須。その後に運動性をアップさせる専用アプローチと特殊トレーニングを行うのです。もちろん容易ではありませんが、成し遂げたひとも多くいます。さあ、がんばって!!!

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喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2017-07-11 10:58