片側嚥下困難の反対側嚥下関与筋の筋力低下に注意


とてもつらい内容です。
甲状腺腫瘍摘出の手術後、片側の舌の神経(舌咽神経や舌下神経)の断裂で、嚥下が困難になりました。
当初は、無理してでも、何とか食べていました。
しかし、徐々に固形物の飲み込みが難しくなり、流動食が多くなりました。
加えて、声門閉鎖も不全となり、嗄声(かすれ声)がひどくなりました。
このまま嚥下困難が続くと、誤嚥性肺炎のリスクも増します。
甲状腺腫瘍摘出の手術は成功。
ただ運悪く、神経の走行する場所が悪かった・・・
本当にお気の毒だと思います。
すでに神経再生は困難ですが、嚥下や発声を運動の観点から考察すると、健常な反対側の筋力を落とさないことが最も重要です。
いえいえ、より鍛えて代替的な役割を担えれば、流動食や嗄声は多少回避できるかもしれません。
過去に、嚥下ストレッチの会〔無償のボランティア活動〕で、嚥下関与筋のストレッチングや筋トレを行い、症状が良くなったケースを目の当たりにしてきました。
残念ながら症例も少なく、簡単には改善しませんが、そのような幸運に出くわすと「ヒトの体って不思議、かつ、凄いなぁ!」とつくづく実感します。
最後にお伝えしたいのは、嚥下も発声も筋肉による運動である事実。
どうぞお大事になさってください。



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 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




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by aida-voice | 2017-06-17 07:15