歌の本質は聴く力と声の再表現力


多くの歌下手(いわゆる音痴)の方々と接し思うことは、何より聴く力が不足していること。
これは、生まれつきではなく、その訓練を受けていないことに起因するケースが多いと感じています。
可能な限り小さい頃から聴く力を養って欲しいものです。
でも、大人になってからでも遅くはありません。
また、聴く力を持たない一つの指針として、リズム感の欠如が挙げられます。
これも、トレーニングで改善可能です。
そして、次に、声を作り出す再表現力。
楽器、例えばピアノは、ある鍵盤を押せば、整備不良や壊れていない限り、必ず決まった音が生成されます。
ギターも、指を弦に添える場所で、音が確定します。
しかし、声は、発したい音(音色・響き・強弱など)を聴かなければ、出せないのです。
ご自身で「歌が下手だなぁ」と思っているひとは、①聴く力を養う、②発声力を培う、の2点を意識してください。
どうやって?
そうですね、まずは歌いたい歌の歌詞を丸暗記してください。
可能なら楽譜を手に入れましょう。
それを見ながら何十回(時には何百回)も聴き込み、メロディもリズムも細かいところまで覚える。
実は、歌上手は聴き上手なのです。
初めて聞いた曲でも、2~3回耳にしただけで、メロディとリズムを完璧に体得してしまう。
そして、それを軽々と声に変換できるのです。
一朝一夕にこの能力を得ることはできませんが、繰り返しの練習で、徐々に成長するでしょう。
なお、発声関与筋が硬いひとやLDPのひとは、聴く能力があっても、発声力が低下しているため、歌上手からは遠ざかる事実は知っておいてください。
既に常識ですが、発声は、呼気(空気)を用いた内外喉頭筋によるスポーツなのですから。




e0146240_05324660.jpg






追記:ボイスケアサロンの「耳力アップ」は、フィジカル面から聴く力をサポートします。プロ歌手やエリートボイスユーザーには大事なアプローチなのです。





喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 




by aida-voice | 2017-05-07 05:24