快歌の勘所は聴く力にある


これまで多くの歌手に出会いました。
歌がうまいと感じるすべての歌手は「聴く力」を持っていました。
逆に言えば「聴く力」が無ければ歌上手にはなれないのです。
これって論を俟たない事実。
声を発する前の重要な行為だから。
どんな音色なのか、いかなるメロディやリズムなのか、伝えたい意味は、など聴き取ったり感じ入ったりしなければ、歌唱の向上につなげるのは難しい。
シンガーソングライターだって同じ。
実際の音であろうが頭の中の音であろうが、やはり音を認識して歌にするのです。
快歌の勘所は聴く力にあります。
耳力アップのアプローチやアクティブリスニングのトレーニングで歌の中の音を吸い上げ、自分の歌に活かしてください。
そう、即興歌でない限り、歌は再表現の身体芸術なのです。




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追記1:ここで意味する身体芸術とは、声帯ヒダを動かす(四大行為=①開閉、②伸縮、③硬軟、④厚薄)ための発声関与筋の運動、声帯ヒダを振動させるための呼吸(横隔膜や内外肋間筋の運動)によって生み出される空気の粗密波(振動)を利用した人間の創造活動。




追記2:一般人は、歌の練習から始めます。一流の歌い手は、歌を聴き込むことから始めます。




追記3:次の計算をしてください。歌の練習時間÷聴き込む時間。歌唱の天才を除き、数値が1より小さくなることをお勧めします。理想は0.6以下。そして重要な点は「聞く」のではなく「聴く」こと。つまり歌と音を取り込む能動的な聴き方が必要。これぞアクティブリスニングの役目。









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 會田茂樹|あいだしげき 




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by aida-voice | 2016-11-10 01:09