もっとマイクを信じよ!


カラオケのとき、マイクを持った瞬間、ほとんどのひとが一生懸命、いいえ、必死に声を出して歌おうとします。
そこで、わたしは次の一言を申し上げたい。
「マイクに息をぶつけるな!」
大切な事実です。
息をたくさん出したところで、マイクがより音を拾うものではありません。
空気を直接ぶつけるのではなく、空気の波(粗密波)、つまり空気の振動をマイク内部の振動版に伝えることが本質なのです。
実質、声は空気が流れなければ成立しない。
それは、声帯ヒダを空気の流れで振動させるから。
生成された声(原音)は、声帯ヒダ上部の共鳴腔(五か所)で加工(音色や響き)され、緻密な波となって体外へ拡散されます。
その波をマイクの振動版が捉えるのです。
最近のマイクは優秀です。
過去は、音声の波を繊細に拾うにはコンデンサーマイクがベターとされました。
今でも、音にこだわるトップアーチストはコンデンサーマイクを愛用しています。
ただし、性能に比例して高額!
しかし、近ごろのダイナミックマイクも優秀になりました。
昔のように、大息量でアタックしなくても大丈夫。
是非、声は空気の振動を伝える芸術である認識を持ってマイクを使ってみてください。
きっと、その想いに応えてくれると思いますよ。




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追記1:「お気に入りマイクは?」に対する答えは「AKG 真空管式マイクロホン C12VR」です。良い意味で真空管の雑味と曖昧さが声の色艶を引き出す逸品。もちろん再生機器も真空管アンプを使いたいですね。わたしは「ユニゾンリサーチ シンフォニア 25th Anniversary」を愛用しています。




追記2:騙されたと思って、小さな声で語るように歌ってごらんなさい。優秀なマイクは、あなたの本当の声を拾ってくれるはず。自分のステキな音声に驚くことでしょう。マイクを握った瞬間、身構え、力む。大多数のひとが、そんな感じ。










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 會田茂樹|あいだしげき 




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by aida-voice | 2016-11-03 00:08