調子が良い時ほど発声練習を早く切り上げる訳


発声にかかわる軟部組織はあまり感覚を持っていません。
筋肉の動きの感覚も、皮膚の痛みの感覚も少ない。
したがって、「歌い過ぎて喉が痛い」と感じた時点で、相当酷使したことにほかなりません。
これでは、時すでに遅し。
回復に時間がかかる。
そこで、調子が崩れる前に止める勇気が大切になります。
また、どのくらいの量および時間を歌い続けると不調になるかを事前に知っておくことも重要です。
やはり、調子が良い時ほど練習を早めに切り上げるのは、声の曖昧さゆえの先人の知恵なのです。




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追記:適切なボイスケアを受けると、①発声運動の疲労回復が早くなる、②声のスタミナが増す、③ウォーミングアップが短時間で済む、など各種発声能力が向上します。





喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 



 


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by aida-voice | 2016-07-27 05:55