吃音とLDPの関連性【中間報告2】


わたしは「吃音は外喉頭に負荷がかかり、過緊張性発声を強いてLDPになりやすい」と考えていました。
医師から吃音症と確定診断された20名の外喉頭の状況(筋硬度とグライディングテストによるLDPの有無)を調べてみました。


筋硬度
20Tone以下  0名
20~30Tone  1名
30~50Tone  2名
50~80Tone  12名
80Tone以上  5名

LDPの有無
20名中16名がLDPまたはLDPの疑いと判定
つまり、吃音症でも「LDPではない」ひとも存在する・・・

まとめ
外喉頭筋は硬くなるが、かといって必ずLDPになるとは限らない(ただしLDP率は高い)




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追記:外喉頭が硬い吃音者の喉をボイスケア(ピンポイントマイクロストレッチ)で柔らかくすると、初音がスムーズになるケースが多い。ただし、即時効果があっても継続効果はなく、徐々に吃音が戻る。経緯の長さ、程度、メンタルなど各種要素が関係するものと思われるが、現時点では残念ながら正確にはわからない。なお、この調査や考察は私見であり、医学的根拠を伴うものではありません。今は、正確無比な医科学を証明していくことより、少しでも楽になる具体的な発声を模索することが、吃音で苦しむ皆さまのためになるものと考え、稚拙な研究を続けています。【なお、LDP [喉頭深奥ポジション] は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です】






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 會田茂樹|あいだしげき 




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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




 
by aida-voice | 2016-07-18 10:23