困ったストロングトレモロの原理


もし、あなたが過度のトレモロ(ストロングトレモロ)で悩んでいるなら、解決の糸口はあるかもしれません。
まずは、声に長けた耳鼻咽喉科医で、内喉頭を診てもらいましょう。
問題なければ外喉頭のトラブル。
これまでストロングトレモロに悩む多くの歌手の喉をつぶさに調べてきました。
その90%は喉頭のアンシメトリーの存在にあります。
つまり、発声関与筋の動きに左右差があること。
根本は、左右の声帯ヒダの不揃いの動きを正すための部位的過緊張発声なのです。
反回神経麻痺でない限り、声帯ヒダは左右均等に捲れ上がらなければ嗄声(息もれ)を生じてしまいます。
したがって、披裂軟骨を回転およびスライドさせる筋肉運動の左右差が生じた場合、一方を補完するために相当の力が必要になります。
一般的に筋肉は目いっぱい力むとぶるぶる震えます。〔上腕二頭筋や腹直筋などが好例〕
これがストロングトレモロの主因。
意図的なビブラートではなく、勝手に揺れる声。
決して芸術的ではありません。
困ったストロングトレモロにはさまざまなケースがあるため、まずは徹底的に検査しましょう。
そうすれば解決方法が見つかるかも。



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 會田茂樹|あいだしげき 




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by aida-voice | 2016-07-13 04:35