加齢による下垂型LDP


80代女性歌手の外喉頭の写真と予想図を供覧します。〔本人承諾済み〕

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~要点~
●声が枯れる、高音が出にくい、咽(むせ)
●最大のポイントは加齢による筋力低下
●咽頭収縮筋を含む外喉頭筋群 Very tonus(R>L)
●左胸骨舌骨筋 伸長力Down
●右茎突咽頭筋 Tight
●甲状軟骨舌骨間がやや狭小
●前頚部の皮膚が弛緩傾向

~結論~
★加齢による下垂型LDP

~改善方法~
①発声関与筋の柔軟性を取り戻す各種アプローチ
②血流促進のために甲状軟骨舌骨間を広げる施術
③絶対呼気量アップとブレスコントロールの獲得
④外喉頭筋の運動性を向上させる筋トレ
⑤仕上げは共鳴腔を構築して若いときより声を良くすること!




※予想図は、ビデオ検査と触知検査の結果を写真の上から描いたもので、おおむね事実に近いと考えますが、寸分違わない正確無比な図ではありません。




追記:実は…、声に年齢は関係ありません。発声は曖昧な筋運動の産物ですが、この曖昧さゆえに、加齢に抗することが可能になるのです。詳細は新規来院の際にご説明します。なお、当サロンにお越しになる最高齢は92歳です。まだまだ歌ってください!

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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




 
by aida-voice | 2016-04-04 00:07