ボイスエッセイ1


外喉頭の発声にかかわる筋肉の最大の特徴は、感覚がほぼないこと。
存在の感覚も、動きの感覚も、痛みの感覚さえ少ない僅少な部位。
音階のドを発するときの筋肉と、ラを発するときの筋肉の違いを正確に感じ取ることのできるひとは皆無でしょう。
手足なら簡単。
肘(ひじ)を90度に曲げるのと45度に曲げるのは誰にでもわかります。
したがって、喉の柔軟性、喉頭の位置状態を示すLDP(喉筋の癖)、発声関与筋の筋力などを改善および強化するのは、一日で無理なのは自明の理。
求めるものを得るのが簡単ではないのも事実。
このあたりは、やはり一般的なスポーツに酷似していますね。
体の硬いひとが、一回のストレッチで柔軟性を獲得し、かつ、柔らかい体が長期継続できるはずもありません。
腹筋の無いひとが、一回の筋トレで、シックスパックの見事な腹筋を手に入れられるわけがありません。
しかし、適切なケアやトレーニングの継続で、あきらめなければ希望が叶う可能性は高くなります。
当サロンは、他に類を見ないオンリーワンの研究に時間と費用を要しているため、アプローチコストが高くなってしまいますが、本気で声を良くしたい・楽な発声を得たい・歌がうまくなりたい(歌唱テクニックは教授しておりません)などに役立つものと自負しております。
12月からは喉頭スライドエクササイズも始まりました。【術前筋硬度20Tone以下が絶対条件】
さあ、声をグレードアップしよう!

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追記:実は、セルフマッサージや自己ストレッチで外喉頭筋を損傷する方が多い理由は、感覚の希薄にあります。どのくらいの力加減かが、わからないから。そして、受傷しても、違和感を得る程度で、痛くて声が出ないなんてことはない。しかし、小さな損傷でも、古キズになって発声運動を、ほんの少し阻害するのです。エリートボイスユーザーには大変な出来事。曖昧だけど、ステキな声を生み出す外喉頭筋群。感謝!






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2015-12-02 09:51