LDPの状況詳解


前回の記事をお読みになり「私も当てはまる!」「やっぱり僕はLDPだったんだ…」「病院でどんなに検査しても異常なかった理由が分かった」など、共感を抱くご連絡を多数いただきました。
追記に状態を一気に書きましたが、ここでは箇条書きでお伝えします。

LDP、つまり甲状軟骨と椎体の間の空間が狭くなり・・・
① 呼気量の減少〔空気が流れが悪くなるため〕
② 嚥下時のクリック音〔深奥化により軟部組織を介して甲状軟骨後端部および披裂軟骨小角が頚椎前縁と触れ合う異音〕
③ 声が篭もる(こもる)〔音色や響きに最も大切な咽頭共鳴空が狭くなるため〕
④ 響きがない暗音色声〔③と同じ理由〕
⑤ 声量が小さい〔③と同じ理由〕
⑥ 高音発声が苦手になる〔輪状甲状関節の可動を阻害するため〕
⑦ 声がかすれる〔披裂軟骨小角が頚椎体からの圧を受け声門が開くため〕
⑧ 息漏れが多くなる〔⑦と同じ理由〕
⑨ 咽や空咳が増加〔深奥化により迷走神経が圧迫され幻を追いかけるため〕
⑩ 詰まり感が存在〔病院では診断がつかない⇒繰り返し訴えると心療内科や精神科の受診を勧められる〕
⑪ 滑舌が悪くなる〔発声関与筋が短縮して舌の運動性に悪影響を与えるため〕
⑫ 発声のスタミナ減退〔発声運動に多大なエネルギーを要すようになるため〕

※これらのすべての事象が同時に起こるものではなく、深度や筋硬度などの関係性により、組み合わせは様々

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追記:まずは、優秀な耳鼻科医・呼吸器内科医・精神科医で詳しく調べてもらってください。それでも診断がつかない場合はLDPを疑ってください。ただしLDPは病気の概念ではなく、筋肉の単なる“ 癖 ”(くせ)ですからね‼





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2015-06-03 16:01