肩甲舌骨筋のベクトルとLDP


肩甲舌骨筋は、舌骨を押し下げ固定したり、発声の最終相を担ったりしていまます。
この筋肉の特徴を列記します。
●二つの筋腹を持つ二腹筋(ヒトの二腹筋形状は、肩甲舌骨筋の他に、顎を動かす顎二腹筋と眼を回旋させる上斜筋のみ)
●発声関与筋の中で最も大きい
●発声の役割は小さい
●音声障害(痙攣性発声障害や発声時頚部ジストニア)やLDPに大きく関与している
今回は、肩甲舌骨筋のベクトルとLDPについて語ります。
肩甲舌骨筋のベクトルは主に二つ。
1:筋線維の走行に従って奥下方〔絵中ブルー矢印〕
2:前腹と後腹の合力によって奥上方〔絵中グリーン矢印〕
つまり、上下方向の違いはあっても、常に奥方向が存在するのです!
この肩甲舌骨筋の動きが大きいひとの見極め方は簡単。
発声時や嚥下時にググッと浮き上がる・・・
このようなひとはLDPの可能性があります。
そう、声を出そうとした瞬間、喉が詰まります。
これでは声は出しにくいはず。
まるで、歩き出す瞬間、体を後ろへ引っ張られるようなもの。
お気を付けくださいませ。

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参考動画【You Tube】
右肩甲舌骨筋の浮き上がり例 ➡ http://youtu.be/kuQxfcO41Ag




追記:痙攣性発声障害や発声時頚部ジストニアは、まず、声専門のお医者さんに診てもらいましょう。当サロンでは、診断や治療は行っておりません。これら難治の病気を乗り越えるための発声力を高める適切な各種施術を行っているのみです・・・





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2014-12-13 16:39