歌が上手くなるための音楽の上手な聴き方


ご要望にお応えして・・・再掲載致します。

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二段階にわけます。
突然ですが、ここで美味しい料理を考えてください。
そうですね・・・、じゃあ、寿司にしましょう。
白木一枚板のカウンターに座り、目の前に出てきた高級な鮪(マグロ)の握り。
まずは目で愛でます。
身の色合いや大きさ厚み。
脂のりも気になるところ。
シャリとの絶妙な兼ね合いも大事ですよね。
そして手で持ったときの弾力性や感触。
すっと口に運ぶ。
口中は鮪の風味とシャリが混然一体となる味の競演。
そこで感じて欲しいのは「おいしい!」の一言。
そう、おいしいを感じるために、良い寿司を食べているはず。
生命保持の栄養補給を唯一の目的としていなければ・・・。
栄養補給だけなら美味は間違いなく不要。
ここで音楽に戻します。
まずは歌をじっくり聴き込んでください。
何を感じるか?
あなた次第ですが、そのメロディの素晴らしさや歌声の艶やかさなど、何でも構いません。
いっぱい感動してください。
背中がゾクゾクするほど感じなければ、あなたの歌には成り得ません。
第一は、頭を無にして、歌そのものを感じること。
これを何度も何度も何度も繰り返しましょう。
たった100回聴いただけで飽きちゃうなら、それはあなたが歌う曲ではない。
次のステップ。
また寿司へと移行します。
例えるなら、自分で最高の寿司を握りたいようなもの。
どうすればよい?
二つあります。
良い素材を見極める能力と握る能力。
どちらも大事。
食材が極上でも、握りの技術がお粗末ならダメ。
逆に、食材は不味く劣悪で、握りだけが上手いのも却下。
よって、どこ産の鮪?
仕入れ先は?
包丁さばきは?
米の産地や炊き方は?
シャリの空気含有率はどのくらい?
最適な醤油は?
きっと、いろいろ考えるでしょう。
再び歌に戻します。
徹底的に聴き込んで感じ取ったら、次は、発声に関わる各部位がどのように動いているのか、どんな状態にあるのか、などを考えてください。
可能なら、医学書や喉ニュースで、ある程度正確な知識を得ましょう。
あなたが歌唱の天才でない限り、学習は重要になります。
よって、第二は、ベスト歌唱時の発声運動の状態を知り、再表現を想像すること。
主に、①発声関与筋〔声帯周辺と外喉頭筋〕、②呼気〔呼吸〕、③共鳴腔〔とくに咽頭共鳴腔〕、④構音〔滑舌〕、の4項目ですよね。
上の既説2ステップで成し得てください。
きっと、心奪われる歌を歌えるようになるはず・・・

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追記:歌の天才は練習しなくても良いのかとの質問にお答えします。答えは簡単。世界的なピアニストが「私は天才だからほとんど練習なんてしないのよ(哄笑)!!!」と厭味ったらしく公言すると思いますか!?


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by aida-voice | 2014-08-27 05:17