声の短問短答【続編】264


「音声に強い耳鼻咽喉科ってどこにあるの?」

耳鼻咽喉科の医師の病気に対する重要順列は、読んで字のごとく、耳と鼻がメインで、声は案外ないがしろ。
耳と鼻は脳に直結しており危険な病気がいっぱい
声は、喉頭癌を除いて、命に関わる疾病は少ない。
そう、声が出なくたって、死にはしませんよね。
まったく声が出ないとか、喉の奥が痛いとか、日常生活に支障を来す場合のみ、病気と認定。
だから「声を良くしたい」や「何となく声が出し辛い」なんて、真剣に取り合ってくれない。〔しつこく相談していると「心療内科へ行きなさい!」の一言〕
そこで心強い味方が音声専門医。
これまで多くの声の専門医に会ってきました。
優秀な医師もいらっしゃれば、何やらテキトーなドクターもいらっしゃる。
大半は、喉頭ファイバーや音声データによる検査結果、つまり、視覚に頼りきった診断ばかり。
あなたの声に耳を傾け、親身になってくれる医者は結構少数。
声を大切に考えているなら、絶対に、耳の良いスーパードクターを探してください。
全国に多くはいないでしょうね。
何名か知っていますが、贔屓を避けるため、ここには掲載しません。
繰り返します。
声と喉の病気に関しては、各種検査結果(主にビジュアルデータ)と共に、あなたの声を丁寧に聞き調べる医師にお願いすべきだと、わたしは思います。

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追記1:頻繁に「声の名医をどうやって見つけるのか?」と問われますが、簡単です。二回目の診察時の先生の反応を観察しましょう。「おっ、初診の時より嗄声(かすれ声)が減ったね!」とか「前より声が大きくなっていないかい!?」など、あなたの声の状態を気にかけ、あなたの声を正確に覚えているかどうかでわかりますよ。



追記2:さらに、喉頭ファイバースコープの扱いがうまい医師を見つけましょう。他の医師では見逃してしまうような、小さな声帯結節や細かい声門閉鎖不全を見つけ出す丁寧な検査によって、あなたの声のトラブルが解決すると考えます。



追記3:当サロンの施術は治療ではありません。柔道整復師(国家資格)である會田が、外喉頭から考察してアプローチを施し、発声しやすくするのが主目的。声や喉の病気は優秀な医師にお尋ねください。
by aida-voice | 2014-08-06 14:25