声の短問短答【続編】254


「ボイスケアサロンに来る人の喉の特徴ってありますか?」

はい、あります。
最初に目的で大きく二つにわけられます。
一つは、歌手や声優、そして、それらになりたいひと、プロを目指していないが歌や声を良くしたいひとなど、声をより良くする目的のグループ。
もう一つは、根治な音声障害の病気の方々の中で、治療ではなく、少しでも声を出しやすくしたいと考えるひとのグループですね。
そのような方々が全国から来院されています。
前者と後者の来院数割合は8:2です。
なお、LDPは病気に含みませんので、8割に入っています。
さて、喉の特徴です。
まず、後者のグループの喉頭に特徴はありません。
喉頭の形状によって音声障害になりやすいなどの根拠がないからです。
次に、前者のグループ。
おおざっぱに申せば、発声に関し良い喉頭(大きさがあり形状が秀逸)と良くない喉頭(頚椎体幅に比して小さい)の比は9:1。
つまり、9割のひとが素晴らしい喉頭をお持ちなのです。
まずは、大きい。
倍音を構成する空間が大きいほど響きや音色が豊かになりやすいのは感覚的にわかると思います。
とくにプロ志望者は、無意識でもご自身の喉の良さを感じ取っているため、声に関係する仕事に就きたいと考え、当サロンへお越しになるのではと思っています。
最後は、全体の傾向。
外喉頭筋群の筋硬度が30Tone以上のLDP(あるいはLDP傾向)とそうでない方の比率は7:3.
と言ってもLDPは病気でないため、放置しても問題なし。
ボイスケアサロンに来る人の喉の特徴は、こんなところでしょうか。

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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2014-07-02 00:56