聴く前の準備方法《わたしの場合》


優秀なボイスアドバイザーである塩島智也先生との会話の中からお伝えします。
施術後の防音室内で・・・
塩島先生「會田先生が音楽を聴くとき、何か準備しますか?」
會田「はい、喉ニュースでも、よくお伝えしますが、音を極めるには、インプットとアウトプットの精度が大切になります。皆さんが大好きな発声法や歌唱テクニックは、アウトプットにあたります。インプットとは、耳で聴くこと。そこで耳力が最重要になるのです。クラシックでもJ-POPでもロックでも音楽のジャンルに関係なく、聴く力がなければ、声の再表現は絶対にできません。試しに、手指で耳介の角度を変えたり手のひらを当てて反響板を大きくしたりして聴き比べてください。音が大きく変わる様子に驚くことでしょう。何が正解なのかわからなくなってきますよ。さて、話を戻し、わたし自身が音を聴くための準備をお伝えします。まず、ウエットの綿棒で耳を掃除します。実は、耳垢の存在や位置でも、聴こえ方が異なるデータがあるのです。その後、ドライの綿棒で仕上げます。真剣に聴き込む前には、必ず行う準備です。なお、綿棒を奥まで挿入すると、中耳や鼓膜を傷つけたり炎症を起こしたりしますので、耳孔入り口付近のみにしてくださいね。次に、血行促進のために、耳珠付近を、円を描くように軽くMassageします。最後に、耳管を活用させるために、懸垂機構(主に茎突咽頭筋)の茎状突起付近をストレッチング。共に左右行います。このように整備して良い音をいっぱい聴くことで、ミラー効果が生まれ、喉は良い音や音楽を真似ます。その結果、どんどん声質が向上し、歌もうまくなりますよ。お試しください」
塩島先生「ありがとうございました。このお話を、是非、喉ニュースに書いて多くのひとに教えてあげてください」
會田「はい、わかりました。防音室内だけの秘密のつもりでしたが、塩島さんはお優しいですね!」

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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2014-06-21 18:44