声の短問短答【続編】240


「クラシックに適した喉、P-POPに合う喉、ロックに向いた喉、ってありますか?」

はい、あります。
このあたりは楽器やオーディオと同じ。
クラシックに向いたアコースティックギターもあれば、ロックに合うアコースティックギターもあります。
ジャズ向きのスピーカーもあれば、声楽曲に合うスピーカーもあります。
喉頭の形、大きさ、角度、周囲の発声関与筋の様子などによって、クラシック・J-POP、Jazz、ロック(英語)、民謡等、それらの歌声に適合しやすいかどうか判断できます。 【複合型も結構いらっしゃいます!】
ただし、厳密ではありませんので、ロック向きの喉でクラシックを歌っても、何の問題もありません。
そのあたりは個人の自由、および、芸術の範疇なのです。
最終的に、わたしは、声は各自個性の表現物と思っています。
いつも言っていますが、病気を除き、声に良い悪いはありません。
結局、何でもいいのです。
同様に、発声テクニックやメソッドも。
野球のピッチャーの投げ方には、オーバースロー、サイドスロー、アンダースロー、そして、球種も直球、カーブ、スライダー、フォークなど、全ての組み合わせがあります。
最終的にストライクが取れればOK。
声の出し方に優劣はありません。
確かに、そのひとに適した発声法がベストです。
しかし、あまり深く考えなくても良いのではと思っています。
自分らしく、自分の好きなスタイルで、喉に力を入れず、楽に自在の声を出してください。
そうすれば、おのずと合う発声法が身に付き、声で自分を最大限に表現できるはず。

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あなたの喉は何声に向いているの?




追記1:あなたの自由な発声を阻害するのが、①発声関与筋の硬い喉頭、②過緊張性発声、③LDPの存在、③高音時ハイラリンクスなどです。この環境下にあるひとは、外喉頭フィジカルの改善が望ましいでしょう。




追記2
自分の喉が、どの声種なのか、どんな歌に向いているのか、正しく知りたいひとは、施術後に防音室内でお尋ねください。答えと根拠を明確にお教えいたしますよ!

by aida-voice | 2014-06-08 15:57