声の短問短答【続編】233


「痙攣性発声障害がボイスケアサロンで治りました。會田先生、本当に感謝しております。ありがとうございました」

ご質問というよりご報告でしょうか。
この度はご連絡ありがとうございます。
声が割れる・詰まる症状が改善できて良かったですね!!!
ここで一つ重要な事実があります。
もしかすると、この方は痙攣性発声障害(SD)ではない可能性が高かったのではないかと思います。
現代医学でSDの根治は難しいとされています。
ボトックスや手術は、対症療法に過ぎません。
したがって、当サロンでは治癒を目的とするのではなく、発声関与筋に強縮が伴っても、発声能力を高めることで通常発声に近づける独自アプローチを実行しています。
これまで、多くのSDや音声震戦症の方々とお会いしました。
実は、その病名に関し、ときどき不思議に感じることがあります。
それは、病名が医師によって異なるケース。
Aさんは声が割れて詰まる理由で、最初に地元の耳鼻咽喉科へ行きました。
そこでは「病気はない」と言われたそうです。
不調が続くため、ネットで調べ、都内の音声専門クリニックへ向かいました。
そこで「痙攣性発声障害」と診断を受けました。
各種の音声治療を提示されました。
いきなり「問題なし」から不治の「痙攣性発声障害」と告げられショックでした。
大幅な違いに疑問を抱き、別の音声専門病院へ行きました。
すると、そこでは「過緊張性発声障害」と言われたのです。
どれが真実か、わからなくなったそうです。
最後に、当サロンにお越しになりました。
残念ながら、わたしは医師ではないため、病気の診断や治療はできません。
その旨をご理解いただき、「発声障害は、血液検査やレントゲンなどのように確定的に判断する検査がありません。その医師の基準と経験に基づいて診断が下ります。それゆえ、行くたびに異なる病名になる可能性は否定できません」とお話しさせていただきました。
そして、ボイスケアは、状態が痙攣性発声障害であれ過緊張発声障害であれ、外喉頭筋の柔軟性と運動性を高め、日常生活に支障を来さないまで発声力を高めるのを目的とすることもお伝えしました。
再び、質問(報告)の回答に戻ります。
完全に良くなった経緯からすると、実は、痙攣性発声障害ではなかった可能性が高いのかも・・・
でも、改善して、本当に良かったですね。
当サロンでは、改善と共に、声質をアップさせる施術を併用しています。
したがって、苦しんできた過去を忘れさせるほど声が良くなっているはず。
是非、歌も楽しんでください。
この先、ステキなボイスライフで幸せにお暮しくださるよう心よりお祈り致します。

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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2014-05-26 12:13