高音発声練習で反回神経麻痺に陥った5例目のケースに遭遇


高音発声のトレーニングの結果、耳鼻咽喉科で反回神経麻痺と診断され、当サロンにお越しになった方は5名。
先日、ボイストレーニングの途中、ピッチを上げるレッスンを受けていたとき、声が急にひっくり返り、その後、嗄声状態となって、日常生活の会話も不都合なほど声が変化したひとがいます。
声専門の耳鼻科医の診断は「片側反回神経麻痺」でした。
息が漏れ、声が出し難い。
しゃべり声も、ほとんど聞き返される始末。
本当に辛い状況です。
反回神経は声帯を動かす筋肉(後輪状披裂筋・横披裂筋・斜披裂筋・外側輪状披裂筋・甲状披裂筋・声帯筋など)のメイン神経。
反回神経は、非常に細く脆弱な神経束で、圧を受けやすく、切れやすい。
交通事故やスポーツ事故、甲状腺や心臓の手術でも、すぐに傷んでしまう可能性がある部位なのです。
皆さんも、反回神経麻痺には十分にお気をつけくださいね。
なお、最近、外喉頭を詳しく知らない施術者(柔道整復師・鍼灸師・マッサージ師・整体師など)から首前面のアプローチを受け、発声関与筋の外傷を多く目にしています。
各所で施術をお受けになるときは、必ず、音声知識と技量の優れた先生でありことを確認してから受けてくださいね。
そう、最後は、あなたが不幸になってしまいますから・・・

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追記1:数年前の2例目の方は、音楽教師を訴えて裁判を起こしたそうです・・・



追記2:正直が一番。すべてお伝えしますね。当サロンのアプローチによる事故は以下です。まず、これまでに、大きな事故はありません。小さな不具合は、約2万人中、重篤な順に、甲状腺クリーゼ1件(なお、緊急病院で診察を受けたそうですが、甲状腺専門病院の伊藤公一先生からは甲状腺クリーゼではないと思うとのご意見をいただきました)、血管神経性反射による失神2件、筋または筋膜損傷3件、筋肉痛や揉み返し(これは病気やケガではありません)10例程度です。それ以外はありません。もちろん反回神経麻痺は0です。この先、わたしの施術によって不運な事故やケガが絶対に無いよう、さらに知識と触知と手技の研鑽をお約束いたします。






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2014-04-26 00:21