声の短問短答【続編】220


「声の倍音はどこで作るのですか?」

すみません・・・、わたしの実力不足で、声と倍音の実験がうまくいきません。
過去に何度かトライしました。
しかし、結論が出ていません。
音響構成する軟部組織に似せた形状と硬度が実験のたびに変化したり形成不良となったりしたことが最大要因ではないかと思います。(ケース1:共鳴腔壁には牛肉ヒレブロック、補強としてこんにゃく、疑似声帯ヒダとして豚ホルモンを使った軟質空間による倍音調査。ケース2:矢状断面模型とプラスチック板と紙粘土を用いた半硬質空間による倍音調査)
似非科学的な実験結果の予想に過ぎませんが、基本的には5つの共鳴腔が関与していると考えます。
半硬質空間のサウンドアナライズで多少わかったことは、声帯ヒダで作られた音源を、喉頭室→梨状陥凹→咽頭共鳴腔→口腔共鳴腔&鼻腔共鳴腔へと音色や響きを順に変化させていくことでした。
この中で、喉頭原音を忠実に倍音化していたのが喉頭室。
したがって、声の倍音の主となるのが喉頭室と考えても良いかもしれませんね。
なお、口腔共鳴腔は言葉を作り出すことと滑舌がメインで、鼻腔共鳴腔は音色の明暗を担っているように感じます。
残念ながら、この程度しか判明していません。
世の中には、この分野に対する優秀な理解者がおりますので、是非、その方にお尋ねください。
倍音や共鳴は『音』と言う空気の疎密波から成る掴みどころのない物体ゆえの産物なのでしょう。

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by aida-voice | 2014-04-19 00:03