高音と低音が上下逆!?


~ディナウディオ コンフィデンス C1 シグネチャーに付いているツィーターの発想は歌唱に活かせる!~


一般的に、スピーカーに付いているツィーター(高音再生担当ユニット)は、ウーファー(低音再生担当ユニット)の上に存在しています。
どのスピーカーにも当てはまる常識的な配置。
しかし Dynaudio Confidence C1 Signature (ディナウディオ コンフィデンス C1 シグネチャー)の場合、その逆さま。
ツィーターが下、ウーファーが上。
高音を聞いたり発声したりするとき、ひとは位置的に高い方向をイメージします。
もちろん無意識の産物。
したがって迷うことなく高音用ユニットは低音用ユニットの上に置く。
ディナウディオ社がどのような論理でツィーターを下にしたかはわかりませんが、これは発声に活かせます。
と言うのも、高音発声時、多くのひとは喉頭を押し上げ、高い位置へと移動させる傾向にあります。
これはハイラリンクス現象。
懸垂機構の諸筋をグッと縮めて動きを制限し、甲状軟骨と輪状軟骨に付着する筋肉たちを伸ばして動きを封じ込めます。
また、響きや音色に関して最も重要な咽頭共鳴腔を細くします。
これでは、単なる金切り声的高音は出せても、魅惑的な美しい高音は不可。
そこで、高音は低音の下から出てるイメージを持つと・・・
あらら、いままで力ずくで出していた高音が、楽々と奏でられる。
さすがディナウディオ。
このスピーカーは音声音響研究所にありますが、設置されてまだ日が浅いため、まだまだ聴き込んでいません。
エイジングを含め、これからですね。
新しい発見の期待が大きく、本当にワクワクします。
お近くのオーディオショップ等で、ツィーターが上に存在する通常のスピーカーと、ディナウディオ コンフィデンス C1 シグネチャーを視聴比較してください。
「なるほど。高音発声って、こういうことだったんだ!」と膝を打つはず。
スピーカーはヒトの発声器に似ている。
有用なヒントがふんだんにあります。

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by aida-voice | 2014-01-07 00:05