声の短問短答【続編】164


「LDP は病気じゃないって本当ですか?」

はい、本当です。
LDP (喉頭深奥ポジション)は會田が勝手に命名した造語なのです。
2万人弱の喉頭を精査した結果、喉まわりの筋肉が硬くなり、喉頭全体が深い方が多いことに気づいたのです。
そして、この状態では、①発声の自由度合いが低い、②声の音色や響きが損なわれる、③硬度が高い場合は詰まる感覚や咽・空咳が表れる、とわかってきました。
けれども LDP は病気ではありません。
放置しても日常生活に問題なし。
ただ単に喉まわりの筋肉が硬いだけ。
よく言う「体が硬い」と同じレベル。
したがって、何がなんでもボイスケアサロンで改善しなければならないものではありません。
ただ、声を大切にする方やプロの方は、改善が望ましい。
なぜなら、聴く相手を大切にしているから。
実際、TVで活躍している中にも LDP の歌手はたくさんいます。
まあ、メロディが耳なじみ良く、宣伝も巧みであれば、活躍できるのが歌謡界ですから・・・

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追記:喉まわりの筋肉が硬くなると深く奥に入る理由は、発声関与筋の収縮ベクトルにあります。そう、多くが喉頭全体を頚椎に近づける力が作用するからです。






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2013-12-23 00:05