声の短問短答【続編】151


「セクシーな声になりたいんだけど、どうすればいいの?」

この仕事をしていますと、声の達人に多く出会います。
ときどき、ゾクッとするほど色っぽい声の持ち主がいます。
声に「艶」と「輝き」が存在し、ご質問のごとくセクシーな声なのです。
セクシーと感じられる音声のオクターブバンドを調べたことがあります。
一つ特徴を見つけました。
それは、男女問わず、中音域の厚みが凄い。(男性はやや低めの中音域)
つまり、人間が最も聴きやすい音域帯をしっかり出していることにほかなりません。
それでは、どうしたらよいのか?
まず艶には、声帯粘膜と下位共鳴腔の活用。
次に輝きには、上位共鳴腔の活用。
これらの鍛え方や練習法は過去に記載しましたよね。
他人は、あなたの発した声の印象によって、勝手に人間性まで決めてしまう傾向にあります。
実に、あなどれませんよ。
素敵な声で数多の人々を魅了してください。

e0146240_22404552.jpg




追記:ヒトには5つの共鳴腔があります。声帯に近い所から、喉頭室(こうとうしつ)、梨状陥凹(りじょうかんおう)、咽頭共鳴腔(いんとうきょうめいくう)、口腔共鳴腔(こうくうきょうめいくう)、鼻腔共鳴腔(びくうきょうめいくう)です。さらに、咽頭共鳴腔は、上方と下方に分けられます。なお、上中下の3ブロックに分ける説もありますね。下位共鳴腔には、喉頭室、梨状陥凹、下方咽頭共鳴腔、上位共鳴腔には、上方咽頭共鳴腔、口腔共鳴腔、鼻腔共鳴腔が属します。この共鳴腔は音色と響きの根源。大切に考えてあげましょう。
by aida-voice | 2013-11-29 00:07