声の短問短答【続編】140


「高い声を出すと声帯がかゆくなるのですが・・・」

高音発声時は振動が細かくなるため、内喉頭がムズムズすることがあります。
ただし、それが声帯を限定しているかどうかは定かではありません。
これまで検証したところ、声帯筋を固める高音発声を主としているひとは、前庭ヒダ(仮声帯)が過振動を起こし、場合によって掻痒感を得る可能性が高まってきました。
もしかすると、あなたは金属音的な硬い高音発声になっていらっしゃるのかも!?

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追記:昔は仮声帯と称していましたが、最近では前庭ヒダの語句を使うことが多いような気がします。仮声帯と呼ぶと、声帯ヒダのように振動して音を作り出すイメージを持たれてしまうから前庭ヒダの呼び名が増えたのではと推測します。そう、仮声帯発声は、一部の過緊張や喉の病気の方に見られるだけ。ここを使う発声法が存在した過去もありますが、やはり歌唱利用には構造的に難しいと思います。なぜって、前庭ヒダを動かす筋肉が見当たらないから。《一方、声帯ヒダを動かす筋肉には、声帯筋・横披裂筋・斜披裂筋・甲状披裂筋・外側輪状披裂筋・輪状甲状筋など多々あります。






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2013-11-12 00:05