声の短問短答【続編】134


「LDP だと低音も出なくなるの?」

この質問は的を射ています。
答えは、YES。
そう、LDP のひとは低音発声力が低下します。
それは、共鳴腔が狭くなるから。
想像してみてください。
相似形のギター(アコースティック)とウクレレでは、低音を奏でやすいのはどちらでしょう?
もちろんギターですよね。
ボディ〔胴〕の容積が大きいほど低音も豊かになります。
この理論と同じ。
LDP によって咽頭共鳴腔の空間が狭くなり、低音域は減ってしまいます。《加えて篭った音声になる特徴もあります》
雄大な低音には、共鳴腔の十分な活用が必須なのです。
他者を魅了する声を求める方は、LDP を解消するべきだと考えます。

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追記:LDP は見た目と声の状態からも推察できます。舌骨の位置と動きを観察してください。喉頭隆起とオトガイの間が深くくぼみすぎていたら要注意。加えて声がくぐもって聞こえる。





追記:LDP は高音にも悪影響。咽頭共鳴腔が狭くなると、透明感あるピュアな高音や、どこまでも昇っていく力強い高音が不可となります。これは、素晴らしいグランドピアノの中に毛布を突っ込んで右側鍵盤を弾くようなもの。決して魅力的な高音にはなりませんよね。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。
by aida-voice | 2013-10-22 00:02